きょう買ったゲーム「枯山水」。プレイヤーは禅僧となり、最も美しい枯山水を造ることを目指す。コンセプトが渋い。パッケージも渋い。 pic.twitter.com/yFCys0CcX1
— 森久保 (@morikubo) 2014, 11月 16
「枯山水」の庭園ボード。15枚の砂紋札と、その上に石を設置して、得点の高い枯山水を目指す。手塗りの石がリアル。 pic.twitter.com/k1RM1W6CRB
— 森久保 (@morikubo) 2014, 11月 16
「枯山水(かれさんすい)」とは日本の庭園の様式の一つで、石や砂などを使って山水の風景を表現するというもの。置き換えによる抽象的な独特のデザインが神秘的で、それぞれの造形は停止しているにも関わらず、静かな動きを覚えさせる幻想的な様式ではある。
で、このボードゲームは禅僧の立場から、もっとも美しい枯山水を創るというもの。何だか色々な意味で斬新かつ興味深い。
「枯山水」については、パッケージの良さ、中身の良さ、両方とも広まってくれれば本望だったんだけど、RT数を見る限り爺さんが顔で独り勝ちしてしまった。ざんねん。ちなみにあの爺さんは夢窓疎石。苔寺や龍安寺の庭を設計した人。 http://t.co/LSfKn593qF
— 森久保 (@morikubo) 2014, 11月 18
@zarabu01 つ http://t.co/ffvnGl5Rkj http://t.co/Pojs8B3M0C http://t.co/j8oofalIDS
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 19
すぐに「ブラウザゲーム版やアプリ版が出ないかな」と考えてしまうのは業の深いところではあるのだけど、コンセプトの面白さを考えるとむしろ国内だけでなく海外でもウケは狙えそうな気がする。フィギュア的な石の数々がステキだよね。また、世代を超えた楽しみ方が出来そう。
ゲームという言葉面ではネガティブなイメージを持つ人も出てくるだろうけど、庭園の様式もいわば和み、心の安寧を求めるためのものであり、創り手には趣の部分もある。その意味ではボードゲーム化ってのは、案外正しい方向性なのかもしれない。
コメントする