未だに内部留保うんぬんでドヤ顔をする方々に頭痛

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沖縄の選挙戦当日に、明らかに某候補者に対する支援的な内容の記事を堂々と「引用なので云々」としながら掲載したり、衆議院選挙が決まった途端に「富裕層過去最大・内部留保13兆円増」とドヤ顔で語り、公共のニュース配信の場と労組機関紙の場を勘違いしているのではというツッコミをしたくなる記事が、某超大手ニュース掲載のページに、某公務員幹部であり書記であり、雑誌編集者を語る人によって掲載されていたのを見て、「権威の悪用、プロパガンダ的な利用だよなあ」と苦々しさを覚えながら。

結局あのような「サイド」の方々って、経済観念においてはこんな感じでしか理解していないのだろうなあ、という結論に達してしまうのが悲しいところだったりする。


構成組員のためになること、役立つことをするための存在にも関わらず、やってることは政治活動、しかも社会の破壊を目論むようなものばかり。まるで政治のおままごと、前世紀のヘルメットとゲバ棒的な運動の延長戦的なお遊び(悲劇的なことに、彼ら自身はそれを自分の仕事であり宿命であり運命であると信じて疑わず、その理念の達成こそが構成員を含めた社会全体を輝かしい未来に導くものと信じ込んでいる感はある)。そしてそれを「仕事」と断じているのだらから、普段まじめに働いている人たちはどのような想いをしながら見ているのか、聞いて見たくもなる。


先のワイングラスの話にもある通り、結局論理的に破たんしているような手立てで無いと主張が出来なくなっている面もあるので、宣伝戦がメインとなる。そこには実態は無い。結局実態全体を展開されると対抗できないので......ということなんだろうな。

これから12月の選挙までは、この類のデマゴギー的な話の流布が増えてくる。こちらもリソースがあれば、間違っているもの、誤解釈がなされているものはしかるべきツッコミをしたいところではあるのだけど。これも以前触れた話だけど、意図的な間違いの流布を正しても、こちらには何の便益もないどころか、損をしてばかりなのよね。この辺、ホント、どうにかならないかな。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月20日 07:57に書いた記事です。

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