真っ当な人「シャチハタは(手軽だけど出荷時は皆全く同じ形のくせに使い込む内に印字が変形し認印として必要な要件を満たさないので正式な書類に使うのは)ダメ」
頭おかしい人「シャチハタは(押す人の心が篭ってないから)ダメ」
— Jugem-T@2日目東K-35a (@Jugem_T) 2014, 11月 18
厳密には「シヤチハタ」であるとか、頭がおかしい云々はともかくとして。それこそ100円で手軽に購入できる判子「シヤチハタ」が、公的な文面はもとより、外部に提出する文面全般に使えないという話はよく見聞きする。気軽に買えるからこそ、第三者が勝手に押すリスクが増すので、信頼性に欠けてしまうとか、上にあるように使っているうちに形が変わってくるからだとか、法令で使っちゃダメだと書いてあるからとか......どれが正しくて、どれが都市伝説的なものなのか。
で、気になるので調べてみた。
【「シャチハタ不可」に関する反論】 「」ネーム9を使用していますが、通常の機械彫りの認印に対して、使用目的上の制約を教えてください(シャチハタ) http://t.co/0olQgqskDX pic.twitter.com/yRS7mMCqJ5
"シヤチハタネームの使用目的上の制約(ハンコとして認められるか否か)につきましてはそれぞれの機関が定めるところにあり、弊社にて判断致しかねますが、銀行及び行政等で、公文書として使用できない局面はございます。印字面がゴムであることが理由の1つであると思われます。"
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 23
結論としては、法令上でシヤチハタを使っちゃあかんというものは無く、それぞれの対応する部局や企業によってケースバイケースであること、公的な場面では使えないこともしばしばありうるというのが正解。可能性があるのなら、使わない方がリスクは抑えられるよね、ってあたりかな。
また昔は使った際のにじみが大きかったのも一因。もっとも現在ではその点は解消されているとのこと。ゴム印だから云々ってのはシヤチハタ側も言及しているので......というかそれが前提の商品なので、別に良い悪いの問題では無い。内部書類なら特に問題は無いし、ね。まぁ、朱肉+三文判のセットでもさほどコストはかからないし、面倒くさがらずに双方持ち合わせるのが一番なんだろうな。
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