ファミマとワンダーコーポが複合店をつくるようです

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株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:中山勇/以下、ファミリーマート)と、"WonderGOO"や"TSUTAYA"などのブランドでエンタテインメント事業を展開する株式会社ワンダーコーポレーション(本社:茨城県つくば市/代表取締役社長:日下孝明/以下、ワンダーコーポレーション)は、コンビニエンスストアとエンタテインメント専門店の一体型店舗の出店など新たなビジネスモデルの構築に向け、包括提携契約を締結しました。


このたびは、同契約に基づく第1号店として、「ファミリーマートTSUTAYA那珂湊店」(住所:茨城県ひたちなか市)を、11月27日(木)10時に開店します。



本家サイトでも『出版物販売額の実態』周りの記事で何度か取り上げた、書籍からおもちゃからを売りまくる総合エンタメ店舗のワンダーコーポレーションと、ファミリーマートが一体型の店舗を創るという話。

一店舗だけではなく、新ビジネスモデル構築のための包括的な契約ということで、今後も色々なスタイル、例えば今件のような一体型店舗だけでなく、ファミマをワンダーコーポの店舗内にぶち込んだり、さらには新たなエンタメ事業を始めるなど、多角的な切り口で色々とやってくれるとのこと。一号店の仕様を見ると、イートインコーナーもかなり本格的に用意されているので、ファミマもある、ワンダーコーポもある、くつろぎの場的な空間の創設みたいな感じらしい。

主要コンビニではローソンやセブン&アイも他企業との共同店舗展開、他業種的な店舗の新設を行っているけれど、今件のように他企業と手を結んで融合的店舗を創るってのはファミマが一歩抜きんでてる感はある。しかも言葉通りあちこちに、多種多様な業種に渡って。方向性の模索をしているのか、それともコンビニの許容力・包容力の大きさを活かして、とにかく色々と取り込んで美味しい要素を学び取ろうとしているのか。あるいはその両方かもしれない。

下手すると虻蜂取らずに終わる可能性もあるけれど、上手く行けば面白い事になるのは必至。最終的には業態うんぬんにこだわることなく、色々な要素が詰まった、本当の意味での、広義の「コンビニ」を目指している......と考えると、納得できてしまうんだな、これが。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月24日 07:36に書いた記事です。

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