公式から画像を上げた際のURLを使って自分がツイートしたかのように見せる「画像URL引用パクツイ」に対策が成されたみたい。タイムラインではちゃんと元の持ち主が表示されるように。 pic.twitter.com/lS55A716v3
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 24
【ツイッターの画像パクツイを退治しようとしたら自分のツイート画像まで滅んでしまった件について】などで解説した、ツイッターの公式ページから画像をアップロードすることで生成される画像URL(ホットリンクっていうんだっけ?)を直接自分のツイートに混ぜて、他人の画像があたかも自分でアップロードした画像のように見えてしまう仕様を悪用し、キャプション的な感じでツイート本文だけ自分で書いて画像は他人のを流用......まぁ盗用だな......してしまう、疑似パクツイの手法。例えるなら、自分のブログに挙げた写真のホットリンクを使ってまったく別の意味を持つ説明をしたブログを書いてしまう、あるいは集客するという、困ったチャンな手口。
しかも上のリンクの解説にある通り、問題があるとツイッター側に指摘するとパクツイしたツイートではなく画像そのものを削除してしまうので、元々の持ち主まで被害を受けるというとんでもない状況だった。
それが先日別件でツイートを確認したところ、上記の通り仕様に変更が加わったようで、そのような使われ方をした場合、オリジナルは誰によるものかが分かるようになった。元々ツイッターはちょくちょく仕様を変えているし、よほどの事でない限り正式なステートメントは出さないので、もしかすると前からのものだったのかもしれないけれども。
具体的には公式のツイッタークライアントから画像をアップロードすると生成される画像ホットリンクを使って画像を表示した場合、そのツイート自身の表示はこれまで通りだけど、タイムライン上に表示される場合には、その画像が元々誰によってアップロードされたかが分かるようになっている。引用などで悪意無く使っていた場合には一向に構わない話ではあるし、パクツイした場合には「お前が使っている画像、元の持ち主は別人じゃん」と突っ込めることができる次第。
まあ見方を変えれば「元の持ち主の表記がなされているのだから、別にキャプションを自分独自のにしただけだし、問題はないじゃん」と逆切れされる可能性もあるのだけど。そのような所業を繰り返すアカウントの場合、少なくとも第三者からは「ああ、この人は他人の画像を使ってこんなことをしているんだな」ということが分かるようになっただけでもありがたい話ってところかな。
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