つか、本当に民主党政権下でGDPが伸びてるならなんで景気の先行指数になる株価が上昇しなかったの?で瞬殺のような。
— Polaris (@Polaris_sky) 2014, 11月 24
(゚∀゚)よし、あの主のドル換算がーな病気の連中にはオーストラリアが通貨高のため厚待遇の自動車製造業が壊滅確定したことも、スイスがスイスフラン高で製造壊滅する前に無制限為替介入して通貨高阻止したのとか全て見えないのだろう。
(゚∀゚)〈通貨高で国内製造業は死ぬわっ
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 11月 24
.@Polaris_sky 記録を調べ直すと2009年8月31日、衆議院選挙直後の東京株式市場はご祝儀相場が1時間ほど続いて終了しました pic.twitter.com/WK8UVIo3Nr
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 24
「いわゆる「ご祝儀買い」と思われる買いが入り寄りつき後は高値を更新したものの、その後急速に下落。売り圧力は大きく、何度か前営業日比でプラスに戻す場面もあったが、結局安値引け。「株価も期待を反映」などと大きく文字を躍らせていた新聞各紙の報も、三日天下どころか半日ももたない羽目に」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 24
大本のソースは「真実を云々」というタイプのブログで、それと前後してフェイスブック上で言及され、それがツイッター上で拡散される形で、ここ一両日において、「2009年秋以降の3年半で日本のGDPは超上がった。米ドル換算すれば明らか。これが経済の真実だ」的な話が出ている。これはGDP周りの記事を書いた時にも感じていた話で、結論から言えば詭弁(ざっくりと切って捨てる)。
過度の円高が進んだので、そのように見えるだけ。国内資金がほぼそのまま海外、米ドル使用圏で用いられるとか、他国との比較が必要なのならともかく、国内の動向を推し量る際に、ドル換算をする時点で「?」がついてしまう。この話を、某影響力は強いけれど、とにかく電波な話の多い人が後押ししてしまったから、思いっきり広まっている次第。まあ、内部留保の話と同じで、中身を精査せずに同意拡散すると、後で恥をかきかねない。
で、それはさておくとして。該当時期の総選挙直後の東京株式市場の動向は上にある通り。掲示板などの市場関係者......えーとこのときはもうツイッターだったかな......の間でも「なんて短いご祝儀相場」だの「明智光秀より短い」だのと突っ込まれまくったのを覚えている。上にある通り報道各社は期待した政権が誕生したこともあり、大いに煽ったのだけど、結果はご覧の通りで、思いっきり恥をかいた次第。ってこれで「恥をかいた」と認識するような人達では無いだろうな。
@nekoguruma @Fuwarin ちなみに2012年の衆院選直後はどうだったのかな?
— Polaris (@Polaris_sky) 2014, 11月 24
で。似たような状況として、2012年12月の総選挙もあるので、比較対象として挙げておくことになった。直近データはこちらになるからね。
2012年12月17日(前日衆議院選挙実施)の日経平均チャート。高値展開、引けにかけて利益確定の動き。ちなみにこの頃アメリカでは例の「財政の壁」問題で議会が紛糾中。 pic.twitter.com/5gHIidg2L7
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 24
「本日の東京株式市場は高値展開。先日の衆議院総選挙の結果を受け、さらに為替が円安に動いたことを好感し、大きく買い進まれた。ただし買いが一巡したあとは、為替の足踏み感があり、さらに利益確定売りの動きが圧力となり、やや失速する形となった。日経平均株価前営業日比は+0.94%。」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 24
補則。日経平均株価は衆議院解散の噂が本格的に出てきた11月中ごろから上昇を開始。選挙後もぐっと上がってます。それと共に為替も正常化に向けて円安ドル高の方向に。 pic.twitter.com/fpX1xRzGIX
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 11月 24
......まぁ、この辺の話は市場をちょっとでもかじった人なら覚えているはずなんだけど。もう忘れている人が多い感がある。やはり「市場雑感」って必要だよなあ、と改めて。
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