日本の外から日本をディスる知識人が目立つのはなぜだろう

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実体験をしないとその関連の例えを出してはいけないのか否かという話はケースバイケースだけど、日本に対するディスり的発言(要は「日本はあれこれだからダメ」というもの)に関する疑問を持つ人は少なくない。論点が多分にずれていたり、だから何? 的視点で日本国内の事情をなじったり、とにかく「日本はダメなんだ教」の海外支局の広告塔みたいな人もいる。上から目線ってのも多分にあるし、だからこそ「その目線ではちゃんとモノは見られませんよ」というツッコミも結構ある。

まるで、先日の【ネットによって権威が「資料」から「現場」に移る時代とその危険性】【現場は大事だけど現場がすべてではない。現場に居ることが無敵モードのアイテムになるのは困りもの】と類するもの、そして状況的には真逆で、海外に居るからオールマイティーモードに突入し、日本の事をどれだけバッシングしてもすべて免罪される的な。

まぁ、でもそれって見方を変えると、


無論(海外に)移住した人の中でも、このように「逃げて」の結果である人は少数で、さらに指摘の通り移住元を叩かないと理性が保てなくなるかもしれないって人はそのまた少数に過ぎない。けれどそのような人たちは得てして声高で、繰り返し行うので、どうしても目立ってしまう。適切な指摘であれば耳は痛いけどなるほど感を覚えるし、移住先の利点を説いてくれればインパクトは薄いかもしれないけど、自らの人間らしさを立証することにはつながると思うのだけどね。

......まあ、ネットが普及して、その類の情報も不特定多数に、瞬時に広まるようになったのが、あるいは大きな要素なのかもしれないけど。考え直してみると、ネットの浸透普及とタイミングがほぼ一致している気もする。海外からの日本ディスり的な動きがよく見聞きされてきたのは。以前は、例えば芸能人の一部ぐらい(なんちゃらのクイズダービーとか、なんちゃらのこんなものいらないとかの司会をやった人)だったからね。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月30日 07:22に書いた記事です。

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