R18的な広告はブラクラとどこが違うのか、そして広告そのものからの忌避感

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先日【フィルタリングにお構いなく表示されるエロ広告は滅すべし、慈悲は無い】で言及した、フィルタリングをあざ笑うかのように展開されるR18系の広告の数々や、検索評価の無作為により生じる、実質的なR18系コンテンツへの誘導的広告塔と化してしまっている悪質系まとめサイトの話。どうやら同様の苦々しさを覚えている人はかなりいたようで、いくつかのレスポンスをいただいている。

実際、マウスオーバー広告の時の反応同様、上のように該当広告はもちろん、広告全般に対する忌避感を覚えてしまう人も少なくない。結局これって、焼き畑農業と同じで、該当広告そのものはいくばくかの突出した成果を上げられたとしても、広告全体的な、さらにはウェブコンテンツそのものに対する信頼性を削り取っていることになる。


スマホに限らずパソコン上からの閲覧でも、タイムラグ付きで表示されて押すつもりが無かったのに押してしまったりすると、悔しさを通り越して情けなささえ覚えることがある。また、掲載側が意図していないのにも関わらず掲載される事案もあり、その時にはサイト全体のイメージが落ち、サイトへの閲覧自身が避けられてしまう事象も生じてしまう。

話によれば厳密に取り締まる法、つまり罰則規定付きの法的拘束力のある決まりが無いので、自主規制的な、倫理上の取り決めがあって無いような状態なのが現状らしい。しかるべき倫理観で自主的に精査し、対応していかないと問題は拡大するばかりだし(何しろ問題を起こすような事案ほど、その人自身は利益を挙げ、「成果が出ている」とドヤ顔出来るのだから)、臨界点を超えれば法的規制が検討され始めてしまう。それは誰もが望まない結果なのだけどね。

こういうのはダメだ、やっちゃいけないという機運を高めていくしかないのかなあ。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月28日 07:50に書いた記事です。

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