圧迫面接(Stress Interview)って結局どこが由来なんだろう

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ここ数日、いわゆる圧迫面接に関する話が目に留まる。新規採用などの面接試験において、高圧的な態度、セクハラまがいの対応をすることで、面接を受けに来た人の応対ぶりをチェックする......というのが大義名分なんだけど、それに関して「アメリカが由来」「効果を否定する調査結果が出ている」という話が色々と伝わっているのだけど、具体的な内容が見つからない。大よそ「アメリカが由来」とまではあるのだけど、具体的にどの手法、論文、企業のやり方を基にしたのかなどの説明がないんだよね。そして圧迫面接をしようがしまいが、雇用した対象の能力に変わりはないとする調査結果も分からない。

圧迫面接(Stress Interview)で検索すると、確かに欧米でもこの類の面接が行われていることは確認できる。でも個人の人権なり尊重に日本以上の重点をおいている欧米で圧迫面接をしようものなら、たとえどのような大義名分があっても、「ダース単位の弁護士がやってきた、どうする? 」的な展開になりそうな気がするので、主流になっているとは考えにくい。

この辺りはもう少し調べる必要があるのかもしれない。もしかしたら由来や効果について、かなりうやむや、いい加減な状態で日本に広がってしまった可能性も否定できないからね。バブル崩壊後に日本へ浸透し始めたという指摘もあるし。。。ちょいと考えてみれば理不尽で非合理的な手法だってのは分かりそうなものだけど。

面接に関してはもう一つ、数年前に流行ったフェルミ推定面接ってのがある。こちらも


と言う話。こちらは覚え書き、だけど大よそ納得はいく。要は特殊な技能を持つ人をチョイスするための手法であり、汎用的なものではないということ。フェルミ推定そのものは有益な手法には違いないのだけど、それを面接試験で用いるのもどうかなあ、という感はあったので、なるほど感。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月10日 07:32に書いた記事です。

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