本当の貧乏人の姿を知ってる人は、「貧乏でもいいじゃないか」「みんなで貧乏になろう」なんて、絶対に言わない。
— tadataru (@tadataru) 2014, 12月 29
「あなたが無能なので困窮していますが、どうぞ世間のせいにせずお引き取りください(そして社会に迷惑かけずひっそり死ね)」といわれて、はいわかりましたという人がどれだけいるか、ということなんだよね。「貧しくてもいいじゃない」って感じの脱成長とか言ってる人にはよく考えて欲しい。
— terrakei (@terrakei07) 2014, 12月 29
何度か触れている、大よそ意識の(み)高い人や知識人、シニア層のうち富裕層的な方々から語られる「脱成長論」「江戸時代回帰論」的な話。昨今もまた就業状況の変化に合わせる形で「貧乏でもいいじゃないか」「みんなで貧乏になろう」的な話と共にちらほら見受けられるようになった。前世紀のヒッピー的なものの流れを受け継いでいる感はあるのだけど、経験豊富な歳を召した方々が語るから頭が痛い。
本当の貧乏な人を見聞きし、内情を知って理解している人は、絶対に「貧乏でもいいじゃないか」「みんなで貧乏になろう」などということは口にしない。ましてや自分自身が貧乏な状態にある人、経験をしたことがある人は、口に出すはずがない。理解してその上で、それでもなお語るのならば、先が短く自暴自棄にある人か、その言が実体化するまでには自分はすでにこの世に居ないことを知っている人、あるいは「自分は絶対に貧乏のポジションにはつかない」という自信を持っている人・それを裏付けるだけのものを持ち抱えている人でしかない。
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