400字詰め原稿用紙って、たかだか3ツイート分しかないんだよな。小学校の頃なぜあんなに作文苦手だったのだろう。
— なぐも。@2日目東A-19b (@nagumon) 2014, 11月 25
ツイッターの1ツイートあたりの文字数は140文字まで。これはショートメッセージサービス(SMS)の文字制限数が160文字で、そこから名前などの分量として20文字を引いた値として概算されたのがベース。デザイン的にもSMSに似ている......というかツイッターそのものが元々SMSを参考に創られたという歴史的背景によるもの。
で、単純に文字数で換算すると、3ツイートで420文字。原稿用紙は1枚400文字だからほぼ同数。でも思い返してみると、原稿用紙で書かされる作文ってのは非常に苦痛で難儀で拷問でピーマン山盛り食べさせられているみたいで、3ツイートの入力のお手軽さと比較すると、どうしてあそこまで辛かったんだろうかと不思議になってくる。
もっとも。
これって、単純な文字数ではなく、編集や全体像のざっと見が出来るか否かってのが大きいと思う。原稿用紙の場合は全体を見渡すのも難儀する。原稿用紙だけでなく、紙に筆記するスタイルでは、書いている最中に文章を前後入れ替えたり、後から編集したり、書き直しをするのも難儀する。ツイッターに限らず、デジタル端末上でキーボードなどで打ち込む場合、それらはすべて容易に行える。
だから原稿用紙での筆記は辛い、ツイッターでの書込みは楽々では無く。紙への文章記述って結構大変、ワープロソフトなどのデジタルでの書込みは便利でスピーディーで書込みそのものへのハードルも低くなるよね、というのが実体だと考えると納得が出来る。
仮に。400文字位で段落替えするようにワープロソフト上で記事を打ってもそれほど苦痛さは覚えない。ツイッターの文字量制限を筆記の上で行ったら、やはり難儀さを覚え、デジタルのような気軽なツイートは出来ないだろう。あくまでもツール上の問題なんだろうな。
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