「ぶつりのほうそくがみだれる!」を3Dプリンタで作ってみた I used my 3D printer to violate the laws of physics today. http://t.co/1vwtKgm9dR pic.twitter.com/3PzDvEBky2
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 25
3Dプリンターが民生用として多数展開されるようになり、これまでは業務用レベルの機器でしか作れなかった、あるいは手作業でこつこつと作らねばならなかった創作物も、図面を作成・調達できれば、さくっと体現化することが可能になった。図面を引けるスキルがある人には夢のような時代であるし、その図面データは容易に頒布できることを考えると、色々な可能性が見えてくる。
その可能性の一端を思い知らせてくれるのが、先日redditに投稿されたこの写真。え......!? と一瞬目を疑うような、物理的にはありえない、奇妙な状況下にある立体物。メビウスの輪ならまだ物理的に存在は可能だけど、これはちょっと。トリックアートではよく見かける図なだけに、それが「3Dプリンターで作ったよ」との説明と共に投稿されたので、衝撃が全俺をひた走る。
種明かし RT https://t.co/7CZTYHaL3o pic.twitter.com/kkqQBME6PS
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 25
......ってまあ、そんな容易く覆されるような物理の法則では無く。種明かしをするとこんな感じ。この造形を創った上でカメラアングルを工夫すると、上記の写真のような謎の立体として見える次第。
でもこれって、「そのように見える造形」を考えて設計するスキルそのものが物凄いものではないかな、と思うのは当方だけではあるまい。動画や写真の投稿サイトとの組み合わせて、このタイプのトリックアートが今後山ほど出てくるだろうし、話のネタ的アイテムとしてはウケのよいものとなるだろうな。
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