同人誌即売会とPOPについての私見 コミティア感想: なぜあなたの本は手にとってもらえないのか? http://t.co/QNyKfuwxOM 後読み。分析が面白い
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 21
当方は色々な事情でコミケにはまだ足を踏み入れたことが無く、同人誌即売会の類でも過去に一度、所用でちょいと顔をのぞかせたぐらいではあるのだけど、展示会やイベントの類は多数取材なり探索に行ったことがある。その流れで「展示物の見せ方」「アピールの仕方」に興味関心を覚え、プロモーションだの広告手法にも興味を持つようになった次第。
で、間もなく冬のコミケが開催されるということもあり、即売会に係わるさまざまな考察が掲載されたり、あるいは昔の話が再送されたりして、非常に良い思いをしている。今件もその一つ。4年ほど前の話で、今とは状況が幾分違うだろうけど、非常に参考になる話。
要はその現場に購入期待者が足を運んだ際に、興味関心を引かせ、手に取らせ、購入衝動を持たせ、そして実際に購入......あー、頒布か......してもらうには、どのような仕組みを取り入れれば良いのかについて、POPという一つの切り口から解説をしている。
これ、一応同人誌即売会における話としてまとまっているけれど、対面商売的なものとして大よそ汎用性のある内容が色々と書かれていて、熟読するだけの価値はある。まさに古本屋を徘徊していて、お宝本を見つけたような、そんな気分にさせられる。
「今とは状況が」ってのは、例えばスマホの存在。実際、即売会ではスピード感あふれる展開がなされる場合も多いので、どこまでお客がスマホを使うかってのには疑問があるんだけど、写真撮影をする場面が増えているってことは、少なくともスマホが使われていることには違いない。POPにQRコードをも使うことで、プラスαのサービス提供や集客が出来る、かもしれないなぁというのが、4年間のタイムラグを埋める要素の一つになるかもね。
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