そもそも「積極的に」財政再建をする必要があるのか否か、という点から考え直した方がいいんじゃないか説。欧州の事例のように「健康に成ろうとしたら瀕死になった」事案もあることですし。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 23
消費税周りや日本国債関連の話で必ず論議のネタとして一枚かんでくるのが、この「財政再建」。これが至極命題、最優先事項、毎日100回唱えないと息絶えてしまう的な感じで語られてることが多いのだけど、そもそも論として、その優先順位が正しいのか否かという点まで遡って考える必要があるんじゃないかな、という思いつき。
なぜ財政再建をしなきゃならないのか。それは財政が破たんするかもしれないから。では財政の破たんとはどのような状況なのか。税収が少なすぎて政府支出が多すぎ、まかないきれなくなる。だから一番手っ取り早く、政府支出を減らしていこう、家計的に節約しよう。
いや、わからんでもないけれど。家計と同じ考えでいいのかしら。同じような発想で切り盛りしていたら、自分の首を絞めてしまい死にそうになった事案が、欧州の債務危機なんだけれども(その債務にしたって日本と他国との事情が同じでは無い)。家計ならば収入を増やすことも大切なのと同様、国レベルでも景気を抑揚させることを優先すべきでは? という感じ。健康な体を求めて死んでしまいそうになるのでは、意味が無い。
@Fuwarin (。Д。) ただ、こうも思う。財政再建絶対主義に陥った阿呆が国内には相当数いる観点から、緩やかに国債発行を減らし、景気回復による税収を増加させて経済成長を高め、対GDP比の公的債務比率を緩やかに低下させていくってのは必要なんだろうなぁと。消極的財政再建策
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 12月 23
@Fuwarin (=w=) 財政破綻がーって年がら年中言ってる基地外共は兎も角として、国の借金がーってマスメディアの宣伝を真に受けてしまってる一般人は割といるため、財政再建に向けて新発国債は減ってますよーってPRが必要な辺りがなかなか悲しいところではあります。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 12月 23
@moltoke_Rumia1p 先の「米国債を日銀に買わせて、そのおぜん立てとして日銀へのコントロール性を高めて云々」ってのとペアにすると面白いですね。で、国債発行額減退はほんのちょっとずつでいいので、GDPを増やせば、相対的に比率は下がりますね:P
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 23
@Fuwarin この種の、財政再建を過度に急がなくても別に財政破綻はしませんし、ゆっくり財政状態が回復すればいいだけなので現状の取り組みだけで慌てる必要はないって話を政府はもっとPRしていく必要があると思うわけです;
一般的理解の底上げは選挙の時とかでも役立ちますし
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 12月 23
@moltoke_Rumia1p 減らしたところで報道するとは思えないのでありんす。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 23
@Fuwarin (゚∀゚) 公共広告機構に載せたり、政府からPR増やしましょう。
マスメディアは政府叩きが出来ればいいため、誤解を広めますし、そもそも理解できてない疑念さえあります
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 12月 23
@moltoke_Rumia1p 理解されると困るってのもあるんでしょうね、少なからずは。なぜなら、理解されるとこれまでの虚偽がばれるわけで。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 23
@Fuwarin
(゚∀゚)虚構がばれると、財政破綻論で商売してる連中や、それで政府批判してる方々が論拠崩壊してしまいますしね。
(-Дー)その流れは必要ではありますが
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 12月 23
米国債が云々ってのは先に覚え書き的にまとめた【外為特会と日銀と米国債の話】にある通り。発想の転換的、コロンブスの卵的な話として、考慮する・精査するだけの価値はある。
で、それも合わせて。結局のところ税収ががっつり得ることが最終目的ではあるのだから、そのためには経済を底上げし、活性化させるのが一番。お金周りが良くなれば、財政だけに限らず、大よそのことは解決してしまう(例えば雇用問題もね)。その辺りが本末転倒と化しているし、受けが良いからという理由で正しく伝わらず、報道などにも弄ばれている感は否めない。何しろいまだに日本国債について「国民一人当たり●百万円の借金」というだけで留めておいてアピールしてるぐらいだから。
まぁ、それに加えて......
日本の経済学って、会計学みたいになってないか?会計って数字が合う事以外に、何の説明にもならんのだけど、一生懸命に会計をやって満足って感じがするのは気のせいか?
— 牙 龍一:増税、年金健康保険料増を止めろ (@kiba_r) 2014, 12月 23
あ、同じことを感じてた。収支を合わせる→財政再建ヽ(´ー`)ノマンセー ・・・って何で?って何時も疑問。経済学ってのは其れで終いなん?っての。
— ひさきっち (@hisakichee) 2014, 12月 23
というのもあるんだろうな。経済全体を見ずに、会計学部分のみにスポットライトを当てているから、どうしても「財政再建」的な話が前面に押し出てしまう。この辺の話は、会計的な数字の上だけで機械的にレーティングしている格付け会社の実情を見れば、容易に理解は出来るはず。
経済ってのはもっと包括的で広範囲、それこそ大衆心理学的な部分まで含めて考察しなきゃならないんだけどね。この辺りの話はサイト構築と運用、ウェブデザイン関連とも似ている気がするんだよな......
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