リアル社会では、何か発言してる他人によく真意も確かめず突然罵声を浴びせるとか社会常識であり得ないはずなのだが、ツイッターはそんなマナーが分からない奇人の巣窟なのだろうか。浴びせられた側もつい同じ土俵に乗ってしまい、ゲンナリである。
— 大平貴之 (@ohiratec_mega) 2014, 12月 23
インターネットのコミュニティで罵詈雑言の類が交わされると、よく語られるのがこの類のお話。対面している状況となるリアル社会では、ネットの上のような泥つぶてを投げ合うような激しいやりとりはありえない、ましてや突然他人に罵声を浴びせる状況は想定しにくいというもの。知名度が高い人へのリプライや、ちょっとあちこちにツイートや書き込みが広まると、結構こんな事案は発生する。リアルならこんなことないはずなのに......
......であればいいのだけど、実際には世の中さほど甘くは無い。
接客とかやってりゃよくあることだと思う>いきなり罵声からはいる人
— シュネーヴァイス (@5chneewei55) 2014, 12月 23
レストランで出てきた料理の順番が注文と前後しただけでブチ切れるオッサンとか、ありがとうございましたのタイミングが自分が思ってるのと違うというだけで店長飛び越えて母店管理長まで呼びつけるクレームに発展させたオバサンとか、言い分ゴリ押しでとんでもない噛み方する人はいくらでもいる
— シュネーヴァイス (@5chneewei55) 2014, 12月 23
「社会常識であり得ないはず」。公式RTの指摘の通り、世の中にはリアルでも常識が通用しない事例は山ほどありましてな......(しみじみ(´・ω・') )
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 23
それこそ対人系の商売をしていればイヤでもその類の事案には遭遇するし、人のやり取りが多い場所に顔を見せる機会が多々あれば、確率論的に見ても見聞きする、体験することは結構ある。当方は定期的に通院しているけれど、その病院内でこの類のいざこざを見たことも少なからずある。いや、その病院が特別ガラの悪いものだからってのではなく、それなりの規模がある場所ならどこでも必ず起きうる話。交通機関とかも多いよね。ターミナル駅の改札口や緑の窓口に一日常駐していれば、そんな事案に遭遇することは必至。
結局ネットの上でもリアルでも、そのような事案が発生する、発生させる元となる事象や人物の存在確率はさほど変わりない。ただリアルと比べてネットは時間的・距離的なハードルがクリアされ、さらに過去にさかのぼって検索されるので、累乗的に状況に対面する、見聞きする可能性か増えるだけに過ぎない。要は目立つってこと。
そのあたりがネットの長所でもあり、短所でもあるのだから、仕方ないのだけどね。
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