①忘れてる、あるいは知らない方もいるかもしれませんが。ツイッターはLINEのようなチャットツールでは無く、小規模のブログの書き込みを読みやすいように機能付したものです。鍵をかけてツイートを不特定多数から読めないようにしない限り、その発言はブログに書き込んで
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 27
インターフェイスが似ているところから、LINEなどのチャットツールと勘違いされがちなんだけど、ツイッターは基本的にはブログの集合体であり、それをチャット的に見せているだけ。その発想の転換こそがツイッターの最大の特徴ではあるのだけど、LINEが大いに広まったこともあり、チャットと同じような構成であると勘違い、あるいは無意識に思い込んでいる節がある。世間一般のひとだけでなく、有識者と呼ばれる方々や侍業の方々に至るまで。
もちろんLINEのようなチャットシステム、Facebookのような一部閉鎖的ソーシャルメディアでなら何を語ってもよいってわけではないのだけど。後者はともかく前者は電話でのやりとりのようなものなのでその中で語られたことが外に漏れた(当事者が拡散した)としても「チャット内での話だし」とかわすことも不可能ではない(ただしそのやり取り外での出来事を暴露した場合は別。例の炎上写真騒動とかね)ものの、ツイッターの場合は事実上不特定多数の第三者への公知が前提となっている。オープンタイプのブログに書き込みをしたのと同じ。
②不特定多数に公知したのと同義になります。しかもブログよりも話は拡散されやすく、周知される度合いも大きいのです。フォローされている人が少なくとも、検索などを経てあっという間に広がる可能性も多分にあります。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 27
③肩書を有し、その名前の上でツイッターを利用されている場合、ネタだから、思いつきで、ウケを狙えるから、チャット感覚で、不用意な発言はなさらないようお薦めします。肩書を背負っている場合、その発言は個人のものであると共に、肩書を背負った上でのものとなるのです。(終)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 27
「一部の人のみに向けたつもりだった」「独り言のはずだったのに」という話は通用しない。まぁ、鍵付きアカウントにすればある程度は通用するけれど、公知内容次第ではある。
使いやすさや他人の挙動から、どうしてもツイッターでは気軽に、そして余計なことまで語ってしまう感がある。不特定多数の気ままな戯言がずらりと並ぶので、ならば自分も......と集団心理的な誘惑に駆られるのだよね。でもその発言は多くの人にさらされるし、突っ込まれる可能性がある。特に名前を、肩書をもって業を成している人には、注意を願いたい所ではある。
例えば誠心誠意をもってお金の取扱いのサポートをしますと自負する公認会計士の人が、脱税指南をツイートしたら、多数の人が幻滅するだけでなく、肩書にも傷がつくでしょ? つまりはそういうこと。
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