「捏造に寛容な社会」って絶対いらなくね? / "【STAP問題】厳しい目、寛容さを失う社会を象徴か 騒動の背後に : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)" http://t.co/Es9iAlv320 #批判 #捏造
— ちょちょんまゲ (@chochonmage) 2014, 12月 27
文芸評論家の山崎行太郎(やまざき・こうたろう)さんは「まだ誰もやっていない成果を追い求めるのが科学者。断罪するようなことは絶対に良くない」と小保方氏を擁護。一連の騒動が、寛容さを失っていく社会の風潮を象徴しているように見えてならないと振り返った。
事実上当事者たる女史のねつ造の繰り返しで生成された「虚像の細胞」であることが確定したSTAP細胞問題。多くの被害者を出し、無駄にリソースを浪費させ、さらに多数の可能性を遅延させ、失わせたにも関わらず、当事者にはその罪の意識が無いという状況は、ある意味異常ですらある。当事者女史は個人的にはいわゆる「サークルクラッシャー」的な精神構造の持ち主ではないのかなあ、そちら方面の分析も必要なんじゃないかとは思うけど、それはさておき。
今件の共同通信社の記事展開には、大いに疑問符を呈せざるを得ない。あくまでも「●×」という意見もあるという、自己の主張を他人に語らせて、引用という形を用いて主張する、よくある「代理主張」的なスタイルをとってはいるのだけど、内容的には「世の中が寛容でないからバッシングが起きている。この風潮は良くない」とするもの。
もちろん前半では当事者への批判、さらには不正をすぐには見抜けなかったことへの批評も語られているけれど、それと「世の中が寛容でないからバッシングが起きている。この風潮は良くない」なる意見を併記することで、あたかも両サイドの考えが肩を並べている、同じようなポジションにあるとの誤解を招かせる。あるいはそう判断した上での記事展開なのかもしれない。
でもこの手法、例の「美味しんぼ」の編集部の見解の手法と同じで、悪辣な切り口以外の何者でもない。なぜ捏造したことを批判し糾弾することが「寛容ではない」として否定されねばならないのか、寛容な社会とはねつ造すら肯定する世の中なのか。「持ち上げて叩き落とす云々」とあるが、それはまさに今件記事を展開している報道各紙の所業・リードによるものであり、それの責任を世間一般にさりげなく転嫁しているのではないか。
科学論文での不正行為は、いわばスポーツ界での八百長行為です。野球や相撲で八百長をして批難された人に対しても、正しいプレーをしなかったからといって球界や角界は不寛容だと擁護するのでしょうか...。八百長に不寛容だとスポーツ界の発展を妨げる?
http://t.co/g8ShtAKZJ3
— 片瀬久美子 (@kumikokatase) 2014, 12月 27
はい。科学界でも同様です。どちらも、反則をしても刑事罰にはなりませんが、その世界では厳しい目が向けられます。 RT @ryu_11_qpg @kumikokatase スポーツで「負けた」に寛容であってもよいが、「故意の反則」に寛容である必要はない、ということですよね。
— 片瀬久美子 (@kumikokatase) 2014, 12月 27
先の例示設定なら、寛容であるべきなのは空振り三振とかフライを取りそこなったエラーに対してであり、八百長行為には寛容であってはいけないのよね。許されるべきは意図しないミス、許しちゃいけないのは意図的な違法行為。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 27
......これ、記名記事では無くて「(共同通信)」での署名ですので、共同通信全体の意見ということなのですね。ふむふむ。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 27
保全のための魚拓 【STAP問題】厳しい目、寛容さを失う社会を象徴か 騒動の背後に http://t.co/Cc3WyAPzgi
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 27
(人間が手掛ける以上どうしても発生してしまうイレギュラーやケアレスミスと、やってはいけない意図的な不法行為を混在させるなど、言語道断なのですがね......。通信社における、不意の誤字と、意図的な誤報(=捏造)は同じだから双方とも勘弁して、と主張しているのと同じになるのですよ)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 27
NHKの「誤った結論や捏造は再実験や他者の検証の中で自然淘汰されるという科学者の常識では、現代社会の厳しい目に対応できなかった」という言い方なら角が立たないのに、共同の「厳しい目、寛容さを失う社会を象徴か」ではダメダメすぎて、物は言いようだと思った(小並感)
— シュネーヴァイス (@5chneewei55) 2014, 12月 27
前にも表現しましたが、該当女史一人を部屋の中に配して、その部屋に向かって「この中に真犯人がいます」的な状態ですね >>公式RT http://t.co/dWPKdIHJ3Q
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 27
直後に最終報告書に関する概要をまとめておくけれど、実状的には上記の通りで、該当女史一人を部屋の中に配して、その部屋に向かって「この中に真犯人がいます」的な状態。他の方面に責任が無いわけではないけれど、もっとも最初に、そして大きな責任を負い、成したことへの対応を求められるのは、当事者女史に他ならない。その流れを「寛容な社会が」として判官びいき的な動きに走るのは、愚の骨頂でしかないわけで。寛容な社会どころかむしろ「ばっくれれば勝ち」的な、よくない風潮へ誘導しかねない。
STAP問題に関して外部調査委員の方々による調査結果の報告が本日ありました。相当ひどいことをしているだろうなという疑いが強かったわけですが、ここまでひどかったのかと戦慄する内容でした。僕自身驚いた点が3つあります。
— Shinichi Nakagawa (@smoltblue) 2014, 12月 26
一つ目は、STAP幹細胞の増殖曲線の図についての不正認定。この実験を実施するためには3日ごとに小保方氏自身がラボに来て作業をしなくてはならないのに、そのデータを取ったとされる時期には出張で留守にしていた期間がある。客観的にそのデータを得ることが不可能であることが証明されました。
— Shinichi Nakagawa (@smoltblue) 2014, 12月 26
二つ目はプロモーターのメチル化解析。残っているデータからは作図が不可能であることが認定されました。これも小保方氏が単独で実施した実験です。この図では論文にならないからという指摘を受け、追加実験をするのでなく、「書いちゃった」。絶句。
— Shinichi Nakagawa (@smoltblue) 2014, 12月 26
三つ目は会見で日経の古田さんが指摘されていた点ですが、STAP(幹細胞ではない)のCHIPのサンプルも小保方氏が単独で用意したものであったこと。STAPは増殖しませんから、CHIPをするためにはかなりの回数の実験の実施が必要。そしてCHIPのinputデータはESと完全一致。
— Shinichi Nakagawa (@smoltblue) 2014, 12月 26
つまり、相当の回数実施した実験のその全てにおいてESを混入がなされていたことになります。
— Shinichi Nakagawa (@smoltblue) 2014, 12月 26
外部委員会はESを混入した人物を特定することができないという結論でしたが、11 jigen氏の指摘も合わせ、これだけの事実が積み重なっていれば、ESを混入した人物が小保方氏ではないということを示す合理的な理由は存在しない、と考えるのが妥当です。
— Shinichi Nakagawa (@smoltblue) 2014, 12月 26
理研の懲戒委員会が今後どのような判断を下すのかは分かりませんが、現時点において小保方氏が全く非を認めていないということは同業者として、また、一庶民として、絶対に許せません。しかし、非を認めた上で、反省し、新たに研究に取り組むのであれば、その機会は奪われるべきではないと思います。
— Shinichi Nakagawa (@smoltblue) 2014, 12月 26
「追い込み過ぎは良くない」とする意見もあるけれど、必要と思われる対応すら成さずにある状況を放置するのはいかがなものだろうか。むしろ報道の仕方が今件の共同通信の事例にもあるように穏やかにしか見えない部分が多分にあるのは、最初の持ち上げを報道サイド側が行っていたことから、追い込みをすると自らにも火の粉がかぶるから、という下種な勘繰りまでしてしまう......というのは当方だけだろうか。
カンニングをして連続してテストで100点を取り、学校から賞も受けた。しかしカンニングがバレて、これまでの優秀な成績はすべてカンニングの所業であることが暴露されてしまった。これまでカンニングを見抜けなかった先生、さらには他の生徒にも責任はあるかもしれないが、一番最初に、そして重いペナルティを受けねばならないのは、カンニングをした生徒自身。その生徒が「自分はカンニングしてません」「100点は、とったんです」「つい袖の下に公式や化学記号のメモを書いちゃいました」と主張し続け、カンニングを認めない状況が許容されるべきなのか否か。そしてそれを非難する周囲に対し「寛容な社会が」と押しとどめようとする意見がいかなるものか。
そしてそのような論調を載せる通信社自身の資質は。
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