ボッタクリ店の特徴を経験則から

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そもそも「ボッタクリ」って由来は何だろうと調べてみたら、Wikipediaの表記の限りでは1918年の米騒動の際に発令された「暴利取締令」で「暴利」を活用させたものとある。

で、先日から某外食...というかハイソっぽいというか意識の高そうな居酒屋で、このボッタクリ的な話が相次ぎ告発されて、実は私も的な報告が山ほど出てきて系列店が追及され、「店員が勝手にやったこと」的な説明がなされているのがライトナウな感じ。まぁ、店員の所業がチェーン店のそこかしこで同時に起きているのなら、それを把握できなかった本部の問題に違いなく、ある程度指導の上での結果ならやはり本部が問題で、どちらにしてもアウトなところ。

ともあれ。そのような事案は今件に限った話では無く、遭遇するリスクは常にある。あくまでも今件は経験則的な話として伝えられているけれど、結構参考になる。......というよりボッタクリも含めた「ダメな居酒屋、外食店」の特徴を把握する上で役立つチェックリストかもしれない。見方を変えると外食店における、内情のぐだぐださを隠すための手法ともいえる。


「降板」ではなく「交番」ね(^^;; それはともかく。ある日突然ボッタクリをはじめて、たまたまその初日に足を運ぶというパターンはまずなく、ボッタクリの店はある程度長きにわたりその所業を繰り返し、経験も積んでいる。トーシロが絡んでもまずは勝てないので、上記にあるような対応が無難。

昔と比べれば今件の事案のように、告発によって実情が明らかになりうることから、少なくなってきているとは思うんだけどねえ......。これに合わせて色々と話を聞くと、口コミ系の情報サイトの少なからずで情報操作的なものを行い、この類の話が出ないようにしているというのもある。まさに情報戦ってやつだな。

ツールが進化しても結局扱うのはヒト自身。人間様も賢くならなきゃいけないってことか。こうボッタクリみたいなことをやらかしてくれると、ただでさえ低迷中の居酒屋業界がますます敬遠されちゃうのよね。あるいはそのスパイラルモードに入ってしまっているのかも。安心して飲み食いできる、大衆食堂的なお気軽飲み屋が流行るのも理解は出来るなあ。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月31日 07:08に書いた記事です。

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