東証も昨日で大納会を迎えたわけですが、果たして日経平均の予想は......と

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昨年に続き今年も諸般事情(いわゆる「状況」の悪化)で金融資産の取引はほとんどできなかったのだけど、それでもパフォーマンスは年初と年末の比較でプラス11%ほどを確保できた形となった。まぁほとんど換金するつもりのないものばかりなので形だけではあるのだけど、よくここまでという実感と共に、まともに取引が出来ていればこの2倍位は......という悔やまれ面も(ちなみに日経平均は9.7%、ダウは9.5%のプラス)。

で、この時期になると年初に各方面で日経平均などの動向を予想した著名人、経済識者などのデータの検証が行われる。まぁぶっちゃけ1年間の動向を予想するのは難しいっちゃ難しいので、むしろその人の見識、分析手法がどのようなものか、その方向性を推し量るのに役立つのが年初の予想であり、それが当たったか否かってのはあまり重要性は無い。その予想に至るまでの話の構築の内容が重要。

その意味では、上記に指摘された「識者」の見識は今一つ二つ三つ。


Wikipediaに限らず各方面の資料や情報や記録をたどればわかるのだけれど、該当する「識者」たる方は、多分に日本経済、さらには現行政権に深い恨みがあるようで(自論を否定するような政策が行われ、それが上手く行っているのが気に食わないらしい)、感情をむき出しにした形で日本の経済をバッシングしている。それがまだ論理的なものであるのなら救われる面もあるのだけど......。むしろ自分の知名度などを悪用した煽動家的な雰囲気が強い。


これが財務省の審議会のメンバーであるからタチが悪い。指摘の通り反対意見を述べそうな方を加えることで活性化させる意味合いもあるのだろうけれど、それとてアナーキストを選ぶ理由にはならない。また、権威を与えてしまうことが、さらなる弊害を周囲にまき散らすことになる(肩書の悪用というものだ)。

タチが悪いのは、この「権威」が引用される形でデマなり煽動話の創生、拡散させる材料として用いられていること。これさえなければ、ねえ......

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このページは、不破雷蔵が2014年12月31日 08:06に書いた記事です。

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