14年大納会日経平均17,450円
▽13年16,291円
▽12年10,395円
▽11年8,455円
▽10年10,228円
▽09年10,546円
参考画像:浜矩子の14年の株価予想、株価とその6カ月先の就業者数、倒産件数推移 pic.twitter.com/Gx06gUTIb6
— Polaris (@Polaris_sky) 2014, 12月 30
昨年に続き今年も諸般事情(いわゆる「状況」の悪化)で金融資産の取引はほとんどできなかったのだけど、それでもパフォーマンスは年初と年末の比較でプラス11%ほどを確保できた形となった。まぁほとんど換金するつもりのないものばかりなので形だけではあるのだけど、よくここまでという実感と共に、まともに取引が出来ていればこの2倍位は......という悔やまれ面も(ちなみに日経平均は9.7%、ダウは9.5%のプラス)。
で、この時期になると年初に各方面で日経平均などの動向を予想した著名人、経済識者などのデータの検証が行われる。まぁぶっちゃけ1年間の動向を予想するのは難しいっちゃ難しいので、むしろその人の見識、分析手法がどのようなものか、その方向性を推し量るのに役立つのが年初の予想であり、それが当たったか否かってのはあまり重要性は無い。その予想に至るまでの話の構築の内容が重要。
その意味では、上記に指摘された「識者」の見識は今一つ二つ三つ。
①浜矩子 http://t.co/V1hu4GRnhZ 2013年6月、日経平均株価が米国量的緩和の早期縮小観測の高まりや、安倍政権の成長戦略第3弾の内容が新鮮味に欠ける内容であったことを受けて、前月末比で小幅に下落した。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 30
②(約2ヵ月ぶりの安値となる12,400円台半ばまで下落)。浜は株価暴落はアベノミクスのバブル破綻した象徴と批判し、金融緩和や財政出動でデフレーション脱却はできないと主張した。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 30
③なお、日経平均株価は翌月に約2ヵ月ぶりの高値となる14,900円台まで上昇した ← pic.twitter.com/xELD9JFWLn
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 30
Wikipediaに限らず各方面の資料や情報や記録をたどればわかるのだけれど、該当する「識者」たる方は、多分に日本経済、さらには現行政権に深い恨みがあるようで(自論を否定するような政策が行われ、それが上手く行っているのが気に食わないらしい)、感情をむき出しにした形で日本の経済をバッシングしている。それがまだ論理的なものであるのなら救われる面もあるのだけど......。むしろ自分の知名度などを悪用した煽動家的な雰囲気が強い。
少なくとも財務省は、無責任な日経平均1万割れを予想して、日経暴落を煽った浜矩子を審議員メンバーから外すべきでしょう。大体、株価暴落がありうるのなら、それを防ぐための政策を提案すべき立場の人でしょう。単なる経済学者じゃなくて、財務省の審議員メンバーだからね。言動が無責任すぎるだろw
— ニャントロ大魔神 (@garagononn) 2014, 12月 30
財政制度等審議会財政制度分科会 委員名簿 <臨時委員> 浜 矩子同志社大学大学院ビジネス研究科教授 https://t.co/J47NUiax1J 確かにいるんですよね......
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 30
@garagononn あーいった審議会はいかにもな御用なひとたち以外に『御しやすい』反対派的な人に入ってもらって、『多種多様な識者から意見を聞きました』という形式が必要なので、残さざるを得ないんだと思いますよ。
— 個人凍死家テリー (@Frozen_Telly) 2014, 12月 30
これが財務省の審議会のメンバーであるからタチが悪い。指摘の通り反対意見を述べそうな方を加えることで活性化させる意味合いもあるのだろうけれど、それとてアナーキストを選ぶ理由にはならない。また、権威を与えてしまうことが、さらなる弊害を周囲にまき散らすことになる(肩書の悪用というものだ)。
タチが悪いのは、この「権威」が引用される形でデマなり煽動話の創生、拡散させる材料として用いられていること。これさえなければ、ねえ......
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