YouTubeなどの動画共有サイトを用いて動画が世界中に共有されるようになると、その動画を素材として多種多様な遊びが開発され、それがまた世界に向けて披露されるようになる。個人の実行動領域や、同じ趣味趣向を持つ人の間でなら以前もあったけれど、インターネットによって時間や距離、さらには言語の領域まで取っ払われたのは非常に大きなものがある。
今件もその時代の流れによって進化登場したお遊び系コンテンツの一つ。世界各地の「突然イレギュラーなアクシデントが発生した状況」の映像を組み合わせ、そこにガンシューティングゲームの狙撃手のアクションを組み合わせ、いかにもその狙撃手が銃を放ったことでそのアクシデントが起きたかのように見せている。すべてのトラブルが、まるでゴルゴ13のような名スナイパーの仕業に見えてしまう。
以前、格闘ゲーム「ストリートファイター2」に登場する春麗によって、色々な人がずっこけているように見える映像を紹介したけれど、今件も考え方としては同じ。映像の編集技術も評価すべきだけど、それよりも発想の転換というか、ネタの組合せぶりの巧みさには脱帽もの。こういうのを見ると、今後突然何かアクシデント的なものが起きると周囲を見回して、スナイパーの姿を探してしまうかもしれない(笑)。
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