値引き自販機。注意して見直してみたら結構ありました。 pic.twitter.com/YeJJSanWbL
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 3
先日の記事【「自動販売機は、コンビニとの戦いを、強いられてるんだよ!」的なお話】の後日談的な話。記事を書いている最中も「そういや出先のあの場所の自販機は値引きをうたっていたなあ」というのが頭にイメージされて、ならばせっかくなので普段は視界の端に追いやって注意求めていない自販機に目を留めて、その類の値引きスタイルのものを確認してみようじゃないかと思って実践してみたら......結構あった。
あくまでも「自分調べ」ってことなので、全体的な比率とは別物になるのだろうけど、自販機全体の3割ぐらいはこのスタイル。昔は1割ぐらいしかなかったような気がするけど。そして大きな店やコンビニそばにに置かれているタイプではほとんどなく、個人が置いているような、あるいは小規模店舗のそばに配されてる自販機では値引きがされていることが多い。独自ラベルのものもあれば、どうやら共通フォーマット的なシールが使われているっぽいのまで、切り口は多種多様。
理由は先の記事の通り、競争の激化や消費性向の変化にあるのだと思う。特にコンビニの影響は大きいよね。例えば冬場は暖を取るために缶コーヒーのホットを購入ってスタイルも結構やったと思うけど、今じゃコンビニで買える。しかも安い。かつて税率引き上げの際に100円から110円に値上げしたのなら、10%分まで対応しているはずなのに、税率引き上げのたびに価格が10円ずつ上乗せされるのなら、客が離れても当然って指摘があって、はっとさせられたことがあった。むろん原材料費の上昇や各種コストの増大もそれに盛り込まれているのだろうけど、消費者からはそう見られても仕方がないなあ、という感はある。
ちなみに上記の自販機、よく見ると真ん中のには例の「モンスターエナジー」があったりする。自販機で買える時代になったんだなぁ、これ。
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