そういえばさっき1926年のSF映画『メトロポリス』を観てたんですけどね、その中で「奴隷扱いを受けている労働者階級は一日10時間労働を強いられている」という描写があったんですよ。
一日10時間労働って、今のウチの国ではもう何も珍しくないですよね。
— ハコ[゚д゚]SDT (@hakoiribox) 2014, 12月 3
"高層ビルが立ち並ぶ未来都市メトロポリスでは労働者は地下で暮らして十時間の交替労働に呻吟し" http://t.co/eMBgSMYJMp 1日10時間労働では無く、10時間毎に労働と自由時間の繰り返しですね Metropolis English http://t.co/qeqtYEU30D >>公式RT まぁいずれにせよ、昔と今の「過酷な長時間労働」は多分に概念上の違いがあるっぽいってのは確かなようだ。機会があればもう少し詳しく調べてみたいところだけどね。「人の生活を豊かに、楽にするはずの科学の進化は、逆に人々を長時間労働に従事させる結果をもたらした」みたいな。
一部で誤解をしている人もいるかもしれないので、手塚治虫先生の漫画「メトロポリス」ではなく、実写でサイレントな映画の方の
実際に作品を確認すると、ちょいと描写が違う。10時間経過を思わせる時計の表示と、蒸気で発せられる仕事終了のサイレン、そして帰途に就く人たち。その人たちと入れ替わる形で新たに仕事に就く人か描写されている。つまり二交代制で10時間単位で人の入れ替えが成されているという意味のようだ。1日は24時間だから段々昼夜がずれてくるような気もするのだけど、映画内での未来では、その辺はあまり考えずに済むような状況のもよう。労働者階級は日の当たらない地下にビル街があてがわれてそこに住んでいるようだし。
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