選挙投票用紙到着 pic.twitter.com/Aib1QK2iYr
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 5
先日ポストに投函されていた謎の封書......ではなく、2014年12月14日に行われる衆議院議員選挙などの投票用紙。年末はかなりどたばたするので、日曜日に数時間拘束されるのは結構キツい部分もあるのだけど、せっかくの投票の権利だから放置するわけにもいかない。事前投票という手もあるけれど、その場所が結構遠いので、かえって時間的にはロスとなるジレンマ。
一方先日、ヤフーでビッグデータを用いた議席予想なるものが登場していた。
ビッグデータが導き出した第47回衆院選の議席数予測 Yahoo! JAPANビッグデータレポート http://t.co/8L6Mu9P7kG #yjbigdata @yj_bigdataさんから
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 5
まぁビッグデータって言葉がすでにマジックワードとなりつつあるんだけど、今件の場合はヤフー内の検索動向を元に因果関係のありそうな相関関係項目を連動させ、投影させていくというもの。ただこれって検索を利用していない人の心境は反映しないので、ネット利用による投票行動への心理変化は反映されないから、幾分の誤差が生じる......はずなんだけど、投票行動に関してはさほどその「インターネットギャップ」による差は出ないようで、かなり高い精度の結果が出たという。
ただネット動向と実行動との連動性傾向は常に変動するので、前回と同じ検証方法が今回も通用するとは限らない。逐次新しい結果を反映させて、より近しい値を模索するというベイズ理論的な手法を用いる必要があるんだろうな。
で、そんなうんちくはともかくとして。
結果そのものはリンク先にある通り。半ばなるほど、半ばえーっ、てな感じの予想が出でいる。
↑ 解散前と今回予測の比較:比例区+小選挙区計(2014/12/05発表時点)
特に比例区ではちょいとばかり納得がいかない。ただこの予想が出ることで、投票行動を変える人も出て来るので、本当はこの類の予想はセーブする必要がある気もする。
もう一つ。ここまで興味深く、しかも正確度が高そうなデータをポータルサイトのヤフーが出してしまうと、大手新聞社やテレビ局などは立つ瀬がない気がする。どうするんだろう、これ。
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