消費者庁、ノロウイルスに関して注意喚起

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ノロウイルスによる食中毒等は、毎年冬の時期に多くの患者が出ています。ノロウイルスは、手指や食品等を介して、主に経口で感染し、人の腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛等の症状を起こします。高齢者や子どもが感染した場合には重症化することもあり、注意が必要です。


今シーズン、消費者庁に寄せられるノロウイルスに関する情報はまだ多くありませんが、例年多発する時期を前に、ノロウイルスによる食中毒を予防し、感染の拡大を防ぐため、御家庭等で注意していただきたい事項をお知らせします。


上の消費者庁のリンク先はPDFファイルなので要注意。指摘の通り毎年冬になると他の季節と比べてノロウイルスが活性化し、それは春先まで続くことになる。食品の旬も大きく...まあ、ぶっちゃけると生ものが多分なんだけど...関与するのだけど、飲食店や人が集まる場所で感染する事案も少なからずあるのがポイントといえばポイント。

そういや最近薬局などで感染症対策簡易キットの類をよく見かけるようになったと思っていたんだけど、ノロウイルスの季節がやってきたことの表れでもあったんだな。

昨年は結構な規模で発生が報じられ、当方も本家サイトで【「アルコール消毒で完璧」は間違い!? ノロウイルスへの対処法・予防策への関心は高いが...】【学校で子供、子供から自分へと二次感染...ノロウイルス感染ルートを探る】【ノロウイルス感染経験者1割強、20代に限れば4人に1人】などのように、森永乳業の調査結果を基に色々と記事をしたためたけど、基本的に対策や状況は去年と変わりがない。

普段の心構えとしては、風邪予防と同じように手洗いの徹底、さらには調理器具などの殺菌、食品などの十分な加熱が必要。そして感染を広げないためには、各種対策が求められることになる(雑多な対応が必要になるのでリリースなどを参照のこと)。

これだけノロウイルスが問題視されているのは、現在のところ効果がある抗ウイルス剤の類が存在せず、対処療法でしか対応できないこと。体力が劣る子供や高齢者、病症者が特に高リスクな状態となる。普段からやっていれば特に問題は無い話ではあるけれど、「手洗い」「加熱」「消毒」の類は欠かさずに、油断しないように。そして万一懸念を覚える事態になったら、落ち着いて各種解説をもとに行動をし、二次感染の被害を生じさせないように努めてほしい。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月 6日 08:15に書いた記事です。

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