尊敬する絵師さんは雑誌の定期購読みたいな気持ちで気軽にフォローするので、フォロバしていただくと「何を言ってるか分からねーと思うがバッキンガム宮殿を見学しに行ったと思ったら次の週に自宅にエリザベス女王陛下が来て『今度はこっちから来たわ~』と玄関で靴を脱ぎ始めた」レベルの衝撃が襲う
— 識 (@shikiyobi) 2014, 12月 3
ツイッターというのは元々SMS(ショートメッセージサービス)を元にデザインされていることから、単発のメッセージサービスの発展型のように見えるけれど、システム的には小さなブログを組み合わせて出来ている。さらに読む際の仕組みはRSSにも類似しているし、その上自分がフォローしたりお気に入りにしたアクションは、該当アカウントにも伝わることになる。RSSは購読しても相手に「定期巡回しますよー」的にその旨を伝えることはできないけれど、ツイッターだとそれが伝わってしまう。
漫画で例えれば、この作品が好きだから毎週掲載誌を購入しはじめて、アンケートにも作品に「よかった」と丸をつけて送ったところ、「評価してくれてありがとう」というお礼の手紙が直筆でくるようなもの。これはたまげる。
ツイッターを使い続けているとこの感覚が結構麻痺してくるんだけど、それでもやはり画面の向こうに尊敬する相手が居て、リアクションをしてくるのは、大きな衝撃となる。該当ツイートにあるように、フォローをしたらフォローを返される(フォローバックされる)ってのは、それこそエリザベス女王クラスと自分の頭の中ではイメージしている人から、表敬訪問を受けるような想いを抱くのも当然の話。日本なら国会議事堂を見学した翌週に、総理大臣が自ら訪問するというところかしら(こりゃ腰を抜かすわ)。さらにお礼のツイートなどされるもんなら、「一緒にカツカレー食べに行きましょう」と食事に誘われてしまう位の衝撃。
それだけに......
良い作品を手掛ける作家先生が、良い人物であるとは限らない。クリエイティブな作品を輩出して尊敬の対象だった方が、ツイッターを通して電波を発していたり理不尽な言動を繰り返しているのを見聞きすると、かなりがっかりしてしまう(´・ω・')漫画家の方は殆どそういうパターンはないのですが
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 5
映画監督とか小説家のような、いわゆる芸術家的な方面の、しかも昔から著名だった方にそういう事例が多い。作品と本人は切り離して考えるべきなのですけど、やはりちょっと、かなり、ね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 5
フォローをしているわけではないけれど、こういう悲しい出来事もゼロでは無い。化けの皮がはがれる、という表現が正しいか否かは判断が難しいけれど。作品そのものの評価もぐんと下がってしまうのだよね。
コメントする