毎年タダで作らされてる実家の年賀状のリクエストが今年も来て、「羊が映りこんでる楽しそうな感じであればいい」とアバウトな指定を受け、要望に見合ったデザインを作り印刷して2日前に送付したんですが、さっきから実家からの着信が止まりません http://t.co/nurss6A8DS
— かぼれん@冬コミ(日)【西ほ19b】 (@cabore_HK) 2014, 12月 8
@yorozuya_ho ねー要望はしっかり満たしてたはずなんですけどねー。これだから仕様書を正式に出さないクライアントは困りますよね!w
— かぼれん@冬コミ(日)【西ほ19b】 (@cabore_HK) 2014, 12月 8
毎年この時期になると、パソコンの技能をそれなり以上に持ち、プリンターも有している人たちに対し、親族や知り合いが突然近親度を高め、アプローチをかけてくることで知られている。自分で描く、つくるのは面倒くさいし、業者に頼むのも高くてイヤ。知り合い、親族に投げちまおう、お礼は夕食おごり位でいいや、みたいな。そしてそれが繰り返されていくうちに、どんどん依頼姿勢は「便利屋」から「下僕」扱いになり、依頼内容もいい加減なものとなる。
今回のお話は、恐らくそんな状況の中で起きた悲劇(喜劇)。「羊が映りこんでる楽しそうな感じであればいい」とだけの依頼を受け、ざっくりとデザインをして印刷して送ったところ、「鳴らない、電話」ではなく「止まらぬ、電話」状態に。多分「話が違う」的なものなんだろう。確かに羊には違いないけれど、生きている状態では無くて、ジンギスカンになってしまったシーンだからねえ。分かる人にはニヤリモードだけど、厳粛さを求めている人には、怒りすら覚えるかもしれない。
ただこれって指摘の通り、以前触れたことのある「仕様書がいい加減な、あるいは途中まで作ってから仕様をばりばり変えてくるクライアント」な話とパターンは似てるのだよね。依頼をした側は「こんな感じのを」というイメージを頭に思い浮かべていたのだろうけど、ならばそれをしっかりと伝える必要があった。イメージが無くとも「ふざけた類のもの、奇抜なデザインでは無い」「目上の人に出してもおかしくないような、奇をてらったものでは無い」位は指定すべきだった。
人にモノを伝えることの難しさを改めて知ることが出来る一件には違いない。
......あるいはこの話そのものも、実はネタなのかもしれないけれど(幾分はそうあってほしいとも願っている当方ではある(汗))。
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