「エルニーニョ現象が発生しているとみられる」「このエルニーニョ現象は既に夏から発生していたと考えられる」(エルニーニョ監視速報No.267)(気象庁) http://t.co/K4IBbx5n96
・今後、冬の間はエルニーニョ現象が続く可能性が高い。
・なお、このエルニーニョ現象は既に夏から発生していたと考えられる。
今年の気候情勢に関して一番の注目点だったエルニーニョ現象。それそのものがどーんとやってくるわけじゃなく、それを示すような色々な条件が重なり、後でチェックしてみたら「エルニーニョ現象的なものが発生していたっぽいね」的なものなので、その状況下になればすぐに判断できるものでは無い。地震や雷、台風などとはタチが違う、梅雨みたいなもの。
で、春先位まではエルニーニョが夏にも来るぞ、といわれていてそれが「やっぱこないっぽい」となり、その後は台風が山ほど来るわ西日本は冷夏判定受ける程の涼しい夏と日照時間の少なさとなるわで、秋から冬にエルニーニョになるかもねー、という予想が続いていたものの、先日発表された定点観測によると、「エルニーニョ、発生してたっぽいわ。ちょいと弱めだけど」「今冬は続くっぽいね」「あー、やっぱ夏からエルニーニョだったわ」とのことらしい。
ああ、これで夏の冷夏やら何やらがある程度納得できた。
で、弱いながらもエルニーニョ現象が発生していたとなると今冬は
エルニーニョ現象発生時の冬(12~2月)の天候の特徴 「平均気温は、東日本、西日本、および沖縄・奄美で高い傾向があります」http://t.co/sbVA5Dpe8c pic.twitter.com/COzbeO5u0z
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 10
的な状況になりやすいことがこれまでの蓄積データから確認できるという。まあ、傾向というレベルであって確証ではないし、そもそものエルニーニョ現象自身も弱めだから、多分にぶれるのだろうけど。
ビジネスの上では寒い方が冬物商品が売れるのでプラスにはなるのだけど、ここ数年の電力事情を考慮すると暖冬の方がありがたい。早いところ電力周りをどうにかしてほしいものだけどねえ。
ただ今件はこれから色々と報じられるので、アナウンス効果が出てくることは容易に想像できる。冬物のセールスは落ち込むかもしれないな。
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