艦これ関連の北海道新聞の取材と「創作」内容、そして取材を受ける際の注意と

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先日内容のみが先行して伝えられ話題に登り、「また手頃なバッシングネタを見つけた新聞記事か」という具合に想っていたら話はもっと深い闇的なものがあったようで。取材を受けた側がその記事の内容について、ほとんど創作されたと憤りを暴露し、記事内容がインタビューの形を取った記者側の論説文だったという事が明るみに出た次第。

先行する記事の【報道の資質と麻生氏の演説の内容編集と】【政治家の言動の切り貼りにガイドラインは無い、ならば最後にはボーカロイド化するのではないかという発想】などでも触れてるけど、リソースの不足や能力が足りない記者の現場配置、教練時間の不足、さらに罰せられることが無いので少しずつ楽なことをしたがる風潮など色々な要素も加わり、「はじめに結論ありき」で報道記事が書かれる状況が良く露呈されるようになった。まぁ、よく言って捏造、悪く言えば悪質なデマだな(良くも悪くもあまり変わらない)。

北海道新聞の記事「のみ」を読めば「艦これ」というゲームで右翼化する若者が出てくるうんぬんってのを信じてしまうかもしれないけれど、取材された側の話も含め、その実態を知るに及び、


という感想を抱くのもごく普通の話。どの新聞が、テレビ局がという事では無く、これでは下手にメディアからの取材を受けるわけにはいかなくなってしまう。どんな人でも、その言をいいように使われ、世論の煽動の材料とされ、自分が語っていないことが世の中に流されてしまう。これほど怖いことはない。ボーカロイド一般市民とかなんてのも将来的に登場するかも、という冗談も苦笑いでしなきゃならなくなる。


まさに指摘の通り。検察に「取り調べの可視化」を求めるのなら、報道周りも同様の措置をするべき......というか「まず隗より始めよ」だよね。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月11日 07:29に書いた記事です。

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