清水寺の「今年の漢字」は「税」ということだけど

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ことし1年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、消費税の増税が話題になったことなどを理由に「税」という字が選ばれました。


「今年の漢字」は、京都に本部がある日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字一文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれます。ことしは16万通余りの応募の中から「税」という字が選ばれました。


...ということで清水寺での「今年の漢字」は「税」。言いたいことは分かるし、ルールの上では最多投票数のものが選ばれるということで仕方がない面もあるのだろうけど、どうにもあまりに味気ないってのと、政治的思惑が強すぎて、そしてひねりが弱くて好きではない。むしろ「上」の方が良かった気がする。税率引き上げ、景気高揚、台風上陸などなど色々と解釈もできるし。

まあ、選定方法に加えて、過去の漢字一覧を見ると、誰かが指摘していたけれどノーベル平和賞と似たような香りが漂ってくるのは否めない。


...まぁ、こういう類のネタが色々と出てくるのも仕方がない。

しかし「今年の漢字」って1995年スタートってことで、結構新しいネタなんだな。もう少し古い時代から行われていた行事かと思っていたのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月13日 07:06に書いた記事です。

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