キミらアレやろ、スマホゲーのマンボウに民主主義って名前つけて遊んでるやろ。
— TETSUYA2754 (@TETSUYA2754) 2014, 12月 14
国政選挙に限らず最近の選挙の後には、必ずと言ってよいほど自称評論家や自称ジャーナリスト、自称知識人、自称文化人の方々の一部から、民主主義が死んだだの意味を無くしただの、日本のは民主主義では無いだの、不正が行われているだの、悪の組織が包括的に票を操作しているだの、投票率が低いから選挙内容は意味がないだの、投票しなかった人にも明確な意思がありそれは反対の意志に他ならないだの、数理や投票の仕組みそのものを理解していないような頭痛のネタにしかならない話が山のように語られる。
こんな状況では、すぐに死亡判定をしてしまうマンボウの育成アプリ的な感じで「民主主義」が扱われていると思われても仕方がない。多分感覚的には間違ってない。その程度のものだと、自称な方々は無意識のうちに認識しているのだろう。
投票率を挙げて「民意を反映してないから選挙結果は気に食わない、無視して構わない」という論調に首を傾げてしまうのは当方だけかしら。能動的に投票した人の意志を無視し、棄権した人をむしろ持ち上げるような姿勢は、投票行為をないがしろにしている気がするのです。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 15
@Fuwarin 非投票者は自分達を支持してくれるはず!という自分達を支持する架空子供に代弁させるのと同じような感覚なんじゃないでしょうかねぇ(´・ω・`)
— ハピネス (@GelatinePlates) 2014, 12月 15
@Fuwarin 棄権した人は多数派に白紙委任を行ったと思うのですが、彼らにとっては「棄権した人は自分たちの主張に都合のいい思想の人達」でしかないのですかね。
— 島風 那智 (@nachi_shi) 2014, 12月 15
白票なり投票していない人達に関しても話の通りで、すべてがすべて、自称な方々の思惑の通りな考えを持つ人だと思っている。まぁ要は「しいたげられた人民が声なき声を挙げている」みたいな考えがあり、それを高らかに語ることで自己の主張をアピールしているのだろうな。でもそれって「俺が買った株は必ず上がる」ってのと同じで、典型的なダメ投資家と同じなんだけれど。
「投票しない人の「民意」『面倒くさい』『選ばれた人でよい』『負けそうな党には、投票する程の魅力がない』のはずだから、選挙制度がきちんと実施されている限りたとえ総投票数が一票でも民意は反映されているんだよ、だから民意を具体化するために選挙には行くべきだ」と生徒に話した。
— ゑびすどん (@Ebisu_don) 2014, 12月 15
それね。投票率が低い、投票する人が選挙権を有する人に対して少ない結果が出ているというのは、それ自身が選挙そのものの結果でもあるのだよね。これ、各種公的機関の調査結果と同じで、調査した対象数に対して回答率が低い属性の意見は、全体としては反映されにくいってのと同じことなのよね。それを「投票したら自分達の思惑通りの投票をするはずだから」という前提で大騒ぎしているところを見ると、算数の教科書をアマゾンのギフトで贈りたくもなるというもの......お金がもったいないからしないけどね。
コメントする