節分と恵方巻き、商品展開のし易さ

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↑ 恵方巻き
↑ 恵方巻き


昨日からコンビニ大手やお弁当屋さんで相次いで、節分の恵方巻きに関する限定商品の発売決定やら予約受付開始やらと多様なニュースが入っている。まぁ、恵方巻きそのものが色々と手を加えやすい素材ではあるし、形が似ているからってんでロールケーキも合わせて売ってしまおうってのは悪い話じゃない。単価も高いので売る方も色々工夫できる余地があるんだろう。見ている方も楽しいものがある。

でも数年前まで、節分といえば豆やら鬼の仮装用アイテムの販促がメインだったような。

節分に恵方巻きを食べるって習慣は確かに江戸時代からのものではあったけど、以前はマイナーなものだった。それがこの数年でとりわけ大きく取り上げられてきたのは、やはりスーパーやコンビニ、特にコンビニの施策によるところが大きいんだろうな。同じ季節行事に売れるアイテムとして、豆やら鬼の仮面は手の付けようが難しいし、商品のバリエーションも揃えにくい(いんげんやらピーナツやらを投げるってのもアレだし、やはり単価は安いまま)。

恵方巻きは色々と種類を取りそろえて売りやすいし、バリエーションも多様に用意できるし、改造型的なものも作りやすいってのが目に留まり、持ち上げられたんだろうなと考えると、妙に納得がいってしまう。バレンタインデーのチョコレートみたいなもんだ。

最近では年越しそばに合わせ、年明けうどんなんてのも創作されている。まぁうどんでもそばでもいいんだけど。「おせちもいいけどカレーもね」ってのも同じ部類に入るのかな。このあたりの話って、どこかにまとめられているといいんだけどなあ。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月17日 05:52に書いた記事です。

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