どこぞの会社は自社サーバに神様の名前を付けてたんで、「アポロが死んだぞ!」「まだだ、待機系のアルテミスが稼働している。 今のうちに再起動を。」とか、だいぶ頭のおかしい会話してた。
— 会津"断酒46日目" (@family__sugar) 2014, 12月 6
人間が創ったものであるにも関わらず、その挙動や成し得る成果はヒトの理解と想像を超えてしまう感も強く、だからこそサーバーなどの名前には神の名前をはじめとした神話的な名称を付けることが多いのかもしれない。「エヴァンゲリオン」のMAGIシステムの「メルキオール (MELCHIOR)」「バルタザール (BALTHASAR)」「カスパー (CASPER)」 は知られたところだし、「アップルシード」でも随所で神話の名詞が用いられている。
サーバー名は半ば社内情報のようなものだから、外部に漏れることは滅多になく、だからそこ世間話として伝わることもあまりないけれど、こんな話はサーバーを取り扱うIT系企業ではそこかしこで起きているんだろうなあ、と思うと色々と吹き出してしまう。
ツイートのレスを見ると、他に美少女の名前をつけたら社内の会話が異様な状況となったとか、大陸名をつけてみたりとか、さらには新サーバーを増設する際には雑学の知識が必要になるという意外な盲点(?!)が生じたりとか。
まぁ見方を変えれば、それだけ生業で用いているサーバーに愛着があるってことなんだろうな。ある意味、概念や無機物の擬人化と軸は同じところにあるのかもしれない。
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