「めしーっ、しるーっ」と叫びながらご飯を食べるお祭りがあるそうだ

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地区の老若男女約40人が参加。社殿には白飯、豆腐とキノコのすまし汁、ゼンマイのからしあえ、たくあんの4品が載った膳が並べられ、午後9時に長老と子どもによる一番膳が始まった。食べ手がご飯や汁を猛然とかき込み、空になったわんを突き出しながら「めしーっ」「しるーっ」と絶叫。給仕役も負けじとせき立て、社殿には深夜まで大声と笑い声が響いた。


傍から見れば「なにやってんだこの人たち」とのツッコミを浴びるか醒めた目で眺められるのかもしれないけれど、本人達は至って真面目、そしてその所業にもちゃんとした由来や意味を有しているお祭り。「奇祭」ではあるのだけど、立派な地域の伝統行事に違いない類のお祭りって、結構各地に残っていたりする。そのようなお祭りがネットを介して確認でき、動画で様相を見聞きすることができると、世の中の広さを再確認させられる。

今件「おこもり」という祭りは江戸時代から続くもので、ご飯や汁物などシンプルな料理が用意された上で食べる側が猛烈に食いまくり、空になったら椀を突きだして「めしーっ」「しるーっ」と絶叫、お代わりを要求するのだそうな。わんこそば的な感じもするんだけど、絶叫するあたりがポイント。「豊漁や家内安全を祈る」とお祭りの意義が説明されているので、毎日こんな感じで楽しく食べられればいいなあ、という願いが込められているのかもしれない...

......と想像したら、「要出典」の注意書きがあるけれど、ではもう少し詳しい説明があるので、あとでじっくりと読んでみよう。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月18日 06:51に書いた記事です。

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