親父の友達の中小企業の社長さんが「銀行がしつこく金を借りてくれと言ってきたから付き合いで借りてやったら、1年もしないうちに"全額返金せよ、できなきゃ担保の土地と建物頂くぜ(意訳)"とやってきたから現金一括で返却したらそいつの上司が土下座してきてまた借りてくれと来たから出禁にした」
— てるぴっつ (@tirpitz256) 2014, 12月 17
ってな話を思い出したなあ。ぶっちゃけるとその人は結構悪い人なので、銀行が把握していない現金持ってて助かった、とw
— てるぴっつ (@tirpitz256) 2014, 12月 17
日本経済のガンはそこなんだよな。財布にあるお金で事業をしようとしている。持ってる土地を担保にすれば千万単位の資金で事業が拡大できるけど、それをやるといつ銀行に貸し剥がしされるかわからないから財布の中の数万円で事業をする。これで経済が伸びると思う方がおかしい。
— ???n????u (@nakamukae) 2014, 12月 17
@nakamukae だから石原なんかは新銀行東京作ったりしたんですが、主旨わかってんのかわかってないのか知らん人々は批判しとりましたね。
— 意識の高いRTを探す旅に出たサンド (@JuneUnknown) 2014, 12月 17
つか、民間が借金しまくってる状況ってのが、好景気ってなわけで
— 寒波到来により大人になった各務原 夕 (@nekoguruma) 2014, 12月 17
以前【大企業の配当金と人件費の関係をグラフ化してみる】でもちらりと書いたけど、日本人の現金主義なり企業の内部留保の話なり、銀行が貸し先が無くて国債の買い付けを多分に行う話を聞くたびに、このような話が連動して想起される。晴れた時には傘を押し付け、雨が降ると引きはがすってやつね。
俗にいう悪質サラ金の類は「ずっと金利を支払ってくれる顧客が最上客」という話もあるけれど、それよりもタチが悪いとの指摘もある。そのような行為が繰り返されれば、企業が銀行を敬遠するのも理解は出来る。
少なくとも「要らない時に『金を借りろ借りろ』と押し寄せ」「必要な時には門前払い」ってのは個人的にも経験をしているので、嘘ではないことは分かる。例えるなら、保険がいざという時に支払いをしてくれない事例が多くなれば、誰も保険には入らず、自分で貯蓄してしまう。そんな感じ。信用・信頼がビジネスの肝だという点を忘れてる感がある。
Dr.モロー氏の話もあるけど、この類の「晴天時に傘を押し付け、雨が降ると引きはがす」的話を聞くたびに、類似事案が多発してるから、企業側は借りにくいし、腰が引けるんじゃないかな。で、銀行側が「貸す相手が居ない」云々いうのも自業自得の部分もある。そりゃ、「んじゃ査定甘くしましょ」って事になると、そのさじ加減間違えると東京の某銀行(上で指摘した銀行)みたいに、その査定の甘さを悪用されるケースが増えてしまうのだろうけど。
公的基金も沢山制度はあるけれど、情報が込み入っているし条件が結構面倒くさい。付け焼刃的に次から次へと細切れで制度を創ったので、まさに青空市場みたいな感じで、どこに何があるのか分からない。かといって、その手の手続きの検証サービスはぼったくりが多く、何のために借りようとしているのか分からなくなる。その部分にこそ、公的機関が手助けしてくれればなあ、と思うのだけどな。
@Fuwarin
(゚∀゚)貸し剥がしや貸し渋りが深刻化した際にもっと対策を打つべきだったんだろうなぁと。
もっとも大恐慌後のアメリカでも暫く銀行に対しての不信が渦巻いてただけに条件同じなら再発する話なんだなぁと
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 12月 18
その辺の銀行の所業への不信感が蓄積されてるからってのも、昨今の内部留保周りとも関連してくるとなると...工夫すれば面白い突破口が開けるかもしれませんね。 RT @moltoke_Rumia1p: (゚∀゚)貸し剥がしや貸し渋りが深刻化した際にもっと対策を打つべきだったんだろうなぁと
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 12月 18
@Fuwarin @moltoke_Rumia1p 借りたい会社は危ない会社、貸したい会社は借りない会社というのは大体正しい。借り手の最前線にいるけど、日本の銀行は会社なんか見てない、経営者しか見てない。それがどういうことか、というのを経営者以外は分からないと思う。
— MAD_DEMON (@MAD_DEMON) 2014, 12月 18
@Fuwarin
(゚∀゚)上場してる企業なら、従業員の持ち株会の配当課税を減免したりして、その経路からも従業員に金が下りるようにしても面白いかとは思ったりしたです
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 12月 18
「銀行の判断で貸したくない企業は危ない会社」というのは多分に語弊...的なものがあって、どの程度のリスクでその判断をするかの基準が思いっきりバッサリとしている感がある。例えばがんが見つかったら全員死亡確実判定にしてしまう、治療でリスクが生じるから入院自体を断ってしまうような。あるいは検品で1つでも不良品があれば、倉庫一つ丸ごと火であぶってしまうような。対象によってはそれが正しい判断であることもあるんだろうけど、お金の貸し借りにおいてそれをやると、銀行自らの存在意義がなくなってしまう。
...だからこそ、存在意義の一つである「お金を貸与して企業の経営を助け、つまづいている状況を立ち直らせる」が失われつつあるんじゃないのかな。
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