今日、渋谷の東急本店前で黄色い紙をもってあたふたしている外国人女性がいました。買い物に乗ってきた自転車が撤去されたよ、というお知らせの紙。とりあえず対処方法を説明しておいたけど、日本を訪れる外国人が増えつつあるので、こういう紙にも英語説明を併記する必要があるのでは?
— Masayoshi Nakamura (@masayang) 2014, 12月 18
当方が利用する某駅の駅前でも、専用の駐輪場が用意されると共に、徹底的な自転車違法駐車への取り締まりが行われるようになった。電信柱には貼り付け看板に「●月×日に違法駐車自転車を撤去しました」との記載がされるんだけど、それがほぼ毎日変わっている。しかも「土日もチェックして撤去しますよ」との但し書き付き。
地域住民の苦情(放置自転車が転倒してけがをする、通行の邪魔になるなど)もあるんだろうし、放置自転車の減退は中長期的な機運のようだし(【駅前の放置自転車はどれぐらいあるのだろうか】で見ても中期的に減少中)、加えて撤去や監視員の多くは高齢者で、定年退職後の人たちの二次雇用的な職場創出の観点も多分にあるんだろうなという雰囲気。
一方で、そのあたりの仕組み、状況を知らずにいる人も少なくない。今件のような海外の方も、自転車事情はあまり見聞きしていないはず......というか普通は教える側も気が付かないよな。で、自転車撤去なんていう事態に遭遇すると慌てふためいてしまう。警告文はあるけれど日本語だけなので読むことが出来ない。盗まれたのでは、と思ってパニックに陥るのは仕方がない。翻訳スタッフの確保など問題が無いわけじゃないけれど、指摘の通り今後のことを考えたら、最低でも英語の文面を併記する位は配慮をした方が良いんだろうね。
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