原油安とロシア、キューバ・アメリカの関係改善のつながり

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OPECとアメリカのシェールガスとの間で原油価格下落のガチンコ勝負をしていたら、原油を売って外貨を稼いでいるロシアが頭を抱えているという状況は、すでに何度かお伝えした通り。原油価格の下落でバツを食らう資源輸出国は他にもあるようで(特に新興国)、それらの国の株価が下落うんぬんという話もある。

で、先日電撃的に行われたアメリカとキューバの関係改善の話。レームダックモードに突入したオバマ大統領のポイント稼ぎとの分析もあり、その要素もいくぶんはあるんだろうけど、上のような説明がなされるとなるほど感を覚えさせられるのと共に、玉突き事故的な状況だなあと思わせる。


ウクライナ情勢も日本での報道は一時期と比べれば大人しくなってはいるけれど、逆に突発的な事象が発生するリスクは高まっているような気がする。原油安でEUの経済制裁とも合わせ、ロシアが切羽詰っているのは事実だから。

しかしよもやキューバにまで影響が生じるようになるとは、ねえ......。ホント、経済で世界はつながっているんだな、と再認識させられる話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月19日 07:39に書いた記事です。

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