寒かったら暖房をつけてお部屋を暖かくしましょう。布団からいきなり飛び出ると......

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寒さが厳しい季節になると、湯たんぽだのカーペットだのでぬくぬくモードの布団が恋しくなり、なかなかそこから出られなくなる。でも時間は止まってくれないので仕方なく布団から出ると、それまでのあったかモードからいきなり寒い空気に体全体が触れて、急激な温度差が襲うことになる。で、これが非常にリスキー。

指摘にもある通り、急激な温度差を覚えると、体がその変調についていかず、血管部分がトラブルを起こしてしまう。これは以前本家記事で【冬場に増える入浴中の「おぼれ」事故に注意】にて指摘した、お風呂の事案も同じ理由。特に脱衣所。

特に「脱衣所の室温」に関しては油断をする人が多い。浴室との温度差が激しいため、急激な温度の変化に体調が付いていかず、倒れる可能性がある(風呂から出る場合は「溺水」にはならないが、生命の危機に陥ることに違いはない)。高齢者が居る世帯では、脱衣所に小型の温風機やストーブを置くなどの工夫が求められよう。

風呂場の内部は当然温かい。で、そこから出ると脱衣所は冬の冷気がそのまま充満しているので超寒い。おまけに風呂から出た直後は当然裸なので、冷気から温度的に身を守るものは何もない。大きな温度差が体を襲い、血圧の急激な変化を起こすことになる。無論、風呂に入る時も同じね。

布団から出るアクションは、脱衣所ほどではないけれど、急激な温度変化が生じることに違いは無い。油断大敵。寒いと思ったら無理をしないのが一番。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月21日 08:46に書いた記事です。

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