正論の仕組みでも「ガイドライン」で悪用されたら意味が無い

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今後細かい定義が成されるはずではあるのだけど、今件に関しては現状で、声高に語っている方々の少なからずが、その規制や主張における見た目の正当性を傘にして、色々と「やらかしそうな」気配を見せている......というかすでにやっている、具体的には「自らの都合のよいように善悪を自在に判断している」感が強いので、指摘されている懸念は大いに理解できる。包丁は料理を作る際には欠かせない道具ではあるけれど、使い方次第で人を傷つける道具にもなる。そしてそれを乱暴者が手に取ろうとしている、そんな感じ。


ガイドラインに関する危惧は以前【政治家の言動の切り貼りにガイドラインは無い、ならば最後にはボーカロイド化するのではないかという発想】でも触れた通りで、仕組みがいかに正当性を有するモノでも、それをコントロールするガイドラインが傍若無人化したら、結局仕組みそのものも暴走してしまう。第三者委員会が神的な存在で絶対的な公明正大的決定のみを下すのならまだしも、概してさらなる監視の仕組みをもうけないと、得てして暴走してしまい、誰も手出しが出来なくなる。「歯止めなき力は正邪の別なく暴走する」ってやつだ。その実例は上記指摘にある通り、現在もなお存在している。

今件に絡んだ話としては、ニュアンス的に近いように考えているのは、某誤報検証機関。生い立ちの時点でいくつか指摘をしてくれたところがあったけど、最近それをとみに思い返すようになった。少しずつ、でも確実に、危うい方向に舵とりをしているように見える。怪しげな人たち(自称ジャーナリストな方々とか)に媚を売ったりアプローチをかけたり取り組もうとしているあたり、「誤報の源にすり寄ってどうするの?」的な。

ともあれ。一部の人たちの思惑で、多くの人たちが悪しき足かせをさせられるのは、勘弁被りたいものだな。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月22日 06:38に書いた記事です。

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