なぜマクドナルドは新メニュー発表時点でその原材料を公開しないのか

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【「パイ アラモード チョコレート」「パイ アラモード メープルフレーバー」2015年1月6日(火)から期間限定販売】

↑ 「パイ アラモード チョコレート」「パイ アラモード メープルフレーバー」の原材料の解説部分
↑ 「パイ アラモード チョコレート」「パイ アラモード メープルフレーバー」の原材料の解説部分


本家サイトでは後程【あたたかサクサク冷たさヒヤッ・不思議美味しの「パイ アラモード」、マクドナルドで期間限定発売】として公開予定の、マクドナルドの素敵デザート「パイ アラモード」。食べているうちにアップルパイの中身がアイスクリームの中に落ち、それが微妙な味わいを生み出していくという、ツボ的な商品ではあるのだけど......リリースの公開は12月22日で、原材料の最終加工国、主な原料の原産地情報は12月26日からなんだよね。

夏口の中国製鶏肉問題でこれまでどちらかといえば閉鎖的だった原材料の内側について、公開する方向に踏み切ったのは、ぶっちゃけ驚きを隠せない。当然賛美を持って評価したい。一方で、新メニューの展開時に、リリースそのものよりも後になってから原材料情報を公開するのが常となってしまった。情報がゼロよりはいいんだけど、紹介記事を書く際に、原材料情報を加味するのが難しくなるんだよね。新商品を紹介する場合、大抵はリリース展開当日か翌日になるからね。色々と勘繰りたくもなるというもの。

小規模企業ならばリソースの問題もあるのだろうけれども、マクドナルドのような大企業でデータ更新に割ける時間が無い、人員が無い云々ってのも妙な話。リリースが提供された時点で商品発売は確定しているのだから、原材料がまだ特定できないってのもあり得ない。

以前ならそれ位どうだって良い、ってことで終わってしまっただろうけど、状況は変わってしまっている。出来れば商品の発表と同時に、原材料に関する情報更新もしてほしいよなあ、と思う今日この頃。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月23日 06:25に書いた記事です。

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