auの子供向けスマホ「miraie」に搭載された「あんしん文字入力」に対するステキアイディア

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先日KDDI(au)から発表された複数の新型機種。個人的には【スマホ的な従来型携帯「AQUOS K」なるものが登場するようだ......ってこれスマホか!?】でも解説した、従来型携帯電話とスマートフォンの融合体的な端末に注目していたんだけど、一方世間ではこんな端末、厳密には端末搭載の機能に注目が集まっているらしい。子供向けのスマートフォン「miraie(ミライエ)」に搭載されている「あんしん文字入力」。全国webカウンセリング協議会なるところが監修しており、ダークサイドな文字列を入力しようとすると警告ウィンドウが表示されるとのこと。いわゆるフィルタリングの文字列版ってところかな。

似たような機能は子供向けソーシャルメディアなどではすでに実装されているところもあるけれど、多分にフィルタそのものの精度が問題視されるし、たとえそれを導入したところでいくらでもスルー、あるいはパスする方法を対象となる子供達は見つけ出してしまうってのは、警察庁の各種資料から判明している。とはいえ、ハードルを一つでも設けて、対策を講じることは悪くない話。もちろん同時に啓蒙活動も必要になるけれど。

で、その機能に関してちょっとしたアイディアが。警告文があまりにもキレイすぎる、大人しすぎるので、パッチを用意して色々と変更するようにしてみてはどうだろうかというもの。ツイート自身では半ば冗談的な形ではあるけれど、例えばサイトアクセスの際のエラーメッセージページの変更は非常に需要が高いことを思い返せば、悪くない話ではない。それこそ管理者=保護者側でカスタマイズできれば、個々の利用環境に応じてもっとも効果的な内容で制止することができる。「あまり変な言葉ばかり使ってるとおやつ抜き」とかね。


方言とかはどうするんだろうなどの問題を考えると、利用側で随時NGワードを追加できると嬉しい感はある。一方であまりにもカスタマイズ機能を拡充すると、色々と悪用されるリスクもある。またビジネス的な問題もあるだろう(ユーザーに自由にいじらせるより、オプションとしてサービスの提供をした方が利益が出る、とかね)。色々ハードルはあるけれど、面白い話には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月26日 06:12に書いた記事です。

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