コピーライターを自称するアカウントがどうやらコピーなbotらしい

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最近ではちょっと気になるツイートが目に留まっても、自分の既知の人のものでない限り、文面や画像を検索したり、ツイートした人のアカウントをさかのぼる癖がついてしまった昨今。それほどまでにパクリツイート(他人の言及をパクってツイートする。パクツイ)やコピーツイート(パクツイの発展型。丸ごとパクツイ、あるいはアプリなどによる自動盗取ツイート)が増えている。

今件も最初、おお、面白いなと思ったけれど、ちょいと検索をかけてみたら似たような話が続々と。で、指摘もなされている。


......で、ここまでなら「情報リテラシーに欠けた中堅コピーライターによる所業」として、よくあるパターンで終わったのだけど、実は今件はさらに斜め上を行っていた。


確かに同じツイートがあちこちに見られるし、プロフィールのURLはそれ系のものだし、ツイートしたアプリを見ると「ブラッドドラゴン!」とかいうゲーム名でURLそのものはhttp://yahoo.co.jp/ 、つまりヤフー......なはずはなくフェイクデータで偽装している。恐らくは専用ツールを創ったかどこからか手に入れて、データを別途用意して複数アカウントで展開して誘導し、ツイート内URLやプロフのURLからサイトに誘導する、悪質系盗用アカウントの類。個々の事案の誘導確率は低くても数をこなせば、という、ロングテイル方式。

以前はブログやCMS系のサイトでも、Wikipedia等のデータを抽出して似たようなことをやらかす手法が流行ったんだけどね。検索周りで対応がされたようで、あまり有効では無くなった。でもQ&Aサイトのデータベース流用でテンプレだけ違うってのは法人レベルでやってるし、検索も対応していない。こういうのは管理側が厳密に対処しないと、どんどんタガが外れてきて、サービスそのものが劣化してしまうんだけどなあ。

ちなみに

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年1月15日 07:25に書いた記事です。

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