言われてハッとなる「Chromebookが子どもたちに受け入れられる理由」とは

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iPadもいいけどキーボードがあった方がいいのとお値段的な問題があるので「ふむ、そうかもね」と思ったのですがもうひとつ理由があったようです。


彼いわく(それが唯一ではないにせよ)その理由は「キーボードに刻印してある英字が小文字だから」というものでした。



名前から分かる通り、グーグルが開発しているOS「Google Chrome OS」を搭載しているノートパソコン、Chromebook。立ち上がりの速さなどから使い勝手的にはノートパソコンとタブレット型端末の中庸的なポジションとして位置づけられている雰囲気。また管理がし易いことが受けて、法人や教育関連で導入が進んでいるそうな。アマゾンで検索すると専用の【Chromeストア】なんてのもあったりして、結構驚かされる(個人ベースでも買えるんだな)。

で、それがアメリカの子供達に受け入れられている理由として挙げられているのが、キーボードのアルファベットの刻印が小文字だからというもの。キーボードの文字がそのまま画面に出るというのは、確かに使い慣れていない人には親切極まりない。大文字と小文字の連動性がすでに刻み込まれている大人ならともかく、子供にはとても大きなアドバンテージになることだろう。

......まぁ、小文字で表示したキーボードカバーとか、デスクトップ用パソコン向けの小文字表記のキーボードとか、すぐにビジネスに結びつきそうな気がする云々ってのはさておくとしても、なるほど感を覚えさせる。自分の手前にあるキーボードもやっぱりアルファベットは大文字だものな。

でも大文字、ナンデェ!?

と考えて数十秒で至った結論は、元々キーボードはタイプライター全盛時代の名残で、タイプライターが大文字で記載されていたからって結論にいたった。まぁ進化の流れを考えれば、それで正解なんだろう。パソコン向けキーボードを作る際に、タイプライターを元にしたのだろうから。

ではなぜタイプライターは大文字だったのか。色々調べてみたのだけれど、最初は大文字のみで小文字も打ち込めるようになってから一層重宝されるようになったとか、切り替えのボタンをわざわざ押すのが面倒くさいのでCAPS LOCKキーが出来たとか、パソコン周りの進化の中での面白い話を見つけることは出来たのだけど、肝心の「大文字が選ばれた理由」ってのが分からない。「小文字しか打てない」と一般の文章を打つ時に頭の部分の区別が出来ないけれど、「大文字しか打てない」のなら、その辺の心配はいらないからかな。大文字だけの文章は結構あるわけだし。この辺は機会があればもう少し探りを入れてみよう。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月24日 06:20に書いた記事です。

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