世の中にはのぞいてはならない深淵がある・iPadケースの場合

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通信販売を使って送られてくる商品の梱包材は、いわゆるぷちぷちが主なものとなるけれど、時折新聞紙が使われる場合もある。送り元が地域だったりすると、その地域の地方紙が使われている場合が多く、現地の香りをじわりと体感できるのが高ポイント。また、花火で遊んだ後に切れ端から外紙をはがして中身を見ると、製作元(中国がメイン)の新聞などが使われていて、不思議な感覚にとらわれたものだ。

そのようなノスタルジック、あるいは知的好奇心を充足させるような話ならばいいのだけど、見た後に「これはのぞいちゃいけない、社会の闇だったんだ」的な想いを抱かせる話もある。今件redditに投稿された写真がまさにそれ。

iPadを衝撃から守るためのクッション的なケース。古くなったので捨てる前にと中身を開けてみた所......クッション部分に入っていたのは歯磨き粉の箱。iPad、そしてケースとは何ら関係の無いものの存在に、投稿者の驚きがじわりと伝わってくる。

リサイクルとか廃物利用とか、さらには制作会社で元々パッケージ系のものを包括的に取り扱っていて材料を流用しただけかもしれないけれど、色々と考えさせられるものがある。まぁ、家電商品の類で、中を開けてみたら他社の同様の商品が入ってただけだったとか、【安物買いのゼニ失い...ニセモノiPadの正体とは!?】で紹介した「機能そのものが実働しない偽物」と比べれば、全然問題ない、そもそもちゃんと使えるのだから中身は気にしないのが一番ってことなんだろうけどね。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 7日 07:01に書いた記事です。

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