↑ 世論調査、しかもNHKからとなると......
この類いの不審な電話にはくれぐれもご注意くださいますようお願い申し上げます。
NHKの世論調査では、電話で、個人の年金の受給状況や預金残高をお聞きすることはございません。また、お電話の最後に、必ず問合せ先をお知らせするようにしています。不審に思われた場合は、お客様の預金残高などは絶対に教えず、電話をいったん切り、NHKふれあいセンターへお問い合わせください。
昨今ではアメリカ同様日本でも固定電話の普及率が低下し、既存の電話回答方式の調査の限界を覚えつつあるのだけど、今なお郵送方式などと共によく使われる方式には違いない、電話による世論調査。これについて、NHKのものであると装った不審な電話が増えているとのこと。
まぁ、NHKに限った話ではないのだけど、報道による電話世論調査となるとつい言われたままに答えてしまうもの。特に固定電話を使っている割合が高い中高齢層は、何の疑いも無く信じてしまう可能性が高そう。とりわけNHKの名前を出されたら......。
だけど、警告文にもある通り、個人の年金の受給状況や預金残高を聞くことは無い。金銭周りの話はプライベートな情報の中でも取り分け大切なものであるのと共に、他人に漏らすことによるリスクも高いものだからね。電話をかけてきたということは、該当者の電話番号だけでなく住所、そして名前もある程度特定できるわけで、そこに金融資産などのデータがリンクされれば、名簿業者にとってはひときわ価値のあるものとなる。または直接盗取の対象とするか否かを見定める、下調べ的なものかもしれない。
くれぐれも注意を。自身だけでなく、自分の近場に高齢者がいる場合はその人への注意喚起も合わせ。
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