電子書籍が革命をもたらすかもしれないとの実感を抱いた人の話

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アマゾンのキンドルによる同人誌的な出版が可能となり、それをアマゾン内のプラットフォームで展開できるようになったことで、一気に日本でも電子出版が個人ベースに降りてきた感はある。まだ試行錯誤暗中模索五里霧中的な雰囲気は否めないけれど、元々紙媒体で成功を収めていた人、素質のある人、そして電子書籍でいきなりデビューをした人など、さまざまな切り口で才能が花開き、新たな道を開拓した人が出ている。

今件もそんな話の一つ。電子書籍オンリー本を出版できたことが、2014年の三大ニュースとして大きなもののひとつであったとの話。その内容が興味深い。


電子書籍っても同人誌的なものであるのだから当然じゃん、といわれればそれまでなのだけど、指摘の通り「これまで採算ベースや需要面で出版できなかったような作品」が発表、商業ベースとしてのせられるようになったのは、非常に意義が大きい。すき間的なもの、間隙をぬう的な作品が息を吹き返す機会を得られたわけだ。本来なら検索エンジンもこれに多分に寄与しなきゃならないのだけど、数年来のパンダ・ペンギンアップデートあたりから、その辺の機能は以前より後退退化してしまって、あまり役に立たなくなってしまっているのが悲しいところではある。

先日、、、というかもう昨年か、掲載した【ネット上の物書きとマネタイズの話】の話もあわせ、色々と考えなきゃならない時代なんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 1日 08:23に書いた記事です。

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