繁華街の客引きと飲食店のぼったくり問題

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先日のぼったくりの発覚と相次ぐ告発と系列店舗の一斉情報隠ぺい、挙句の果てに系列店などの現場に責任を放り投げる形となった本部の対応など、一連の飲食チェーン店......というか居酒屋の件に関する、教訓的なお話。オールオアナッシングというわけではないけれど、居酒屋に限らずある程度盛り上がりを見せる業界、とりわけ接客関連では、この類の分類に当てはまるような動向を示すことになる。まぁ、さらにいえば商品展開でも変わらない。ゲームやフィギュア、さらには小説などのジャンルでもそうだよね(かつての架空戦記小説ブームが非常によい例)。

で、先の居酒屋のような店舗は後者に該当することになる、と。


18禁周りの対人系のお店では、その類のスカウト・キャッチ専門の客引きがいるとの話もよく業界紙では見聞きする。その流れで......と考えればなるほど納得もいくというもの。それにしても「ハナからグレーでもブラックでも儲かりゃいい」ってのは、くだんのネイバーまとめやまとめサイトにおける、悪質系の類と構造的には同じだな。


買い支えが間接的に投資になるってのは、今件のようなお店商売に限らず、商品売買をしているもの全般にいえること。好きな作家の作品は積極購入し、アンケートなどでリアクションをする、ブラックなもの、支えるのに値しないものには手をつけない。新聞や雑誌、漫画などでも然り。

そりゃ「投資」っていうのなら、本当は対象者に直接寄付をしたり企業の株式を購入するのが一番なんだけどさ。その手段は限られているのだから、出来るルートで後押しをすりゃいいわけなんだよな。地元の商店街を使おう、地産地消ってのも、その考えで見直すと、よく理解できると思うよ。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 2日 06:34に書いた記事です。

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