図工の時間に校舎の屋上から見える景色を写生しろ、と言われて、その日は曇りだったからそのまま再現しようとしたのに、「空は青く塗れ」と言われて「見たまま描けって言ったよね?」と思い、フィクションでいいのかよと「夜」を描いてしこたま怒られたのはいい思い出です。
— 名古孟大 (@takehironago) 2015, 1月 2
自分は幸いにもそのままの話を先生からされたことは無かったのだけど、当方はどちらかというと見たものをそのまま絵にするのが非常に苦手で、似たような経験をしたことはある。また、類似の話を少なからず聞いたこともあり、単なる都市伝説的なものではなく、何らかの方針として存在していたのかもしれない。子供にとっても色の認識は多種多様で、クレヨンなり絵具の青と同じように見えるとは限らないのにね。
「空は青く塗れ」ってある種の先生や時代を代表するキーワードというかキャッチコピーだよね
あと他のツイートでも見たし、私も言われた「漫画絵はやめなさい」という言葉ね
軍隊だと「古兵がカラスは白と言ったら白なんだよ」っていうのがその現場の特性を表すフレーズだ
— 熊谷杯人@Web漫画毎週更新 (@kumagaihaito) 2015, 1月 3
上等兵「オイ初年兵、カラスは何色だ?」
初年兵「はっ!黒であります!」
上等兵「嘘をつくな!白いカラスもいるぞ!」(殴る)
初年兵「???」
上等兵「俺が見たと言ったのだからいるのだ、それとも俺が嘘をついてるってのか」(殴)
初年兵「はっ!白いカラスはおります」(顔変形)
— 熊谷杯人@Web漫画毎週更新 (@kumagaihaito) 2015, 1月 3
でも戦後70年も経つと日本の「白いカラス」の意味合いが「押さえつけ」「洗脳」から、「可能性」という意味に変わって来て伝わりにくいかも知れない...上等兵が可能性について喋ってるわけじゃなくて単にイチャモンつけてるってのは分かるよね...?
— 熊谷杯人@Web漫画毎週更新 (@kumagaihaito) 2015, 1月 3
ややこしい話だが「空は青、カラスは黒」と教育されて来た世代のイジメが「白いカラス」なんだよな
白いカラスは兵役経験のある作家がポロっと出して説明しなかったりするが、軍隊を知らない世代に意味は通じるのだろうか...
— 熊谷杯人@Web漫画毎週更新 (@kumagaihaito) 2015, 1月 3
@yoakemae0715 平成を生きてる人間からすれば「ああ、直接はないけど見たことあるわ白いカラスの写真」くらいのものですよねw
— 熊谷杯人@Web漫画毎週更新 (@kumagaihaito) 2015, 1月 3
話のやり取りがなされる環境の変化も一因だけど、価値観が変わっている、情報取得の仕方が拡大化したなども、やり取りの意味が変わる要因。滅多にない事象のことを「ブラック・スワン」(黒い白鳥)というのだけれど、それと合わせて考えると興味深い。「ブラック・スワン」もまた、当初言われていたよりは、結構見受けられる事象としての認識が深まっているからね。
曇天の写生会で空を青く塗れって話し、何か眉唾よな~とか思って眺めてたが、よく考えてみれば小学校だと図画も一般教師の受け持ちだったか。なら解る。絵心の無い、しかも指導的立場にある輩はテンプレでしか判断・発言出来ないからな。
(´∀`) そのくせ漫画絵みたいなテンプレは忌み嫌う。
— 紗汐 冴 (@shiosae) 2015, 1月 3
@shiosae 私の小学校高学年のときの担任が典型的な体育会系で(私の体育会系嫌いのルーツ)、そんなのが図工の指導もしてたんだから最悪でしたわ。
— 藤埼 識 (@FJyamimo) 2015, 1月 3
ではなぜ先生がテンプレ的な色の指定やら漫画的な絵の描かれ方を望まなかったのか。この説明は結構説得力がある。多数の教科を受け持つ以上、得手不得手が生じてしまい、絵画が苦手だと結局テンプレで押し通すのが一番無難で妥当でリスクが低い。そして常識的な話を加味すれば、安全策はより高まる。そこで、物議をかもすかもしれない「空が青じゃない」「絵が漫画っぽい」的なものは極力排除する、と。なるほどね。
今の小学校ではどうなんだろう。子供の感性が豊かなのは今も変わらないはずで、それでもなおテンプレ式が続いているのだろうか。先生側の負担を考えると、仕方ない面もあるのだろうけど。
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