水木しげる先生の「幸福の七カ条」

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色々な意味で自身も妖怪じみているなあ、という感のある水木しげる先生。最近でもツイッター上でハンバーガーやら牛丼やらを大いに食し、しかも美味いと評価しているのを見て、そのパワフルさはやはり人間を凌駕していると思わざるをえなかったりする。

その水木先生の語りとして、人の睡眠時間と並び、ネット上で伝えられることが多いお話の一つがこの「幸福の七カ条」。言い回しが一部変わった形で伝えられていることもあるけれど、大体こんな感じ。第五条はぐぬぬ、という感はあるけれど(お金は色々な物事の置換アイテム、ツールだと思っているからね)、世の中努力や才能がそのままお金に転換されるとは限らない、レートは常に変動していると解釈すればいいのかな。


改めて読み直すと、色々と考えさせられるものがある。

当方はといえば、この話も好きだけど、夏目漱石先生の名言も好きだな。死ぬまで進歩するつもりでやればいいではないか。


作に対したら一生懸命に自分のあらんかぎりの力をつくしてやればいいではないか。

後悔は結構だが、これは自己の芸術的良心に対しての話で、

世間の批評家やなにかに対して後悔する必要はあるまい。


とかね。一言一言がじわりとくる。

まぁ問題なのは、その「じわり」をいかに自分自身に活かすか、なんだけどさ。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 7日 06:44に書いた記事です。

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