そしてさっき、水木しげる先生のありがたい言葉に心を打たれていたのだ。「しないではいられないことをし続けなさい」とか、「努力は人を裏切る」などすごい。 pic.twitter.com/lpo9PPHwlD
— 宮沢章夫 (@aki_u_ench) 2015, 1月 5
色々な意味で自身も妖怪じみているなあ、という感のある水木しげる先生。最近でもツイッター上でハンバーガーやら牛丼やらを大いに食し、しかも美味いと評価しているのを見て、そのパワフルさはやはり人間を凌駕していると思わざるをえなかったりする。
その水木先生の語りとして、人の睡眠時間と並び、ネット上で伝えられることが多いお話の一つがこの「幸福の七カ条」。言い回しが一部変わった形で伝えられていることもあるけれど、大体こんな感じ。第五条はぐぬぬ、という感はあるけれど(お金は色々な物事の置換アイテム、ツールだと思っているからね)、世の中努力や才能がそのままお金に転換されるとは限らない、レートは常に変動していると解釈すればいいのかな。
水木しげるさんの「幸福の七カ条」
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 6
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
(著書『水木サンの幸福論 妖怪漫画家の回想』より) http://t.co/BHzYVY9GhP
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 1月 6
改めて読み直すと、色々と考えさせられるものがある。
当方はといえば、この話も好きだけど、夏目漱石先生の名言も好きだな。死ぬまで進歩するつもりでやればいいではないか。
後悔は結構だが、これは自己の芸術的良心に対しての話で、 世間の批評家やなにかに対して後悔する必要はあるまい。
作に対したら一生懸命に自分のあらんかぎりの力をつくしてやればいいではないか。
とかね。一言一言がじわりとくる。
まぁ問題なのは、その「じわり」をいかに自分自身に活かすか、なんだけどさ。
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