コミケの朝はかように明ける......時代を象徴する一枚

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日数カウントならばつい先日だけど、年で考えるともう去年の話となる、コミックマーケット87(C87)。そのコミケにおける、始発が到着した某駅(りんかい線の国際展示場駅かな)における、始発電車が到着した時の様子を捕えた、一枚の写真。

掲載時間を見ると午前5時49分とあるので、普段はまだ布団の中に居る人が多いのだろうけど、そのような時間にこれだけの人だかりが出来る情景は、やはり気合いの入り方の違いを覚えさせる。

それと同時に......いやむしろこちらの方が印象深かったのだけど、撮影したカメラの前に映る、多数のスマートフォンの姿が目に留まる。機種は多種多様で、ファブレット的な端末っぽいものもあるけれど、多くの人が来場する人たちの様子を捕えようと手を挙げてスマートフォンを掲げている。液晶画面にはレンズの向こう側が映っているので、どのような情景が捉えられているのかもはっきりと分かる。

これ、数年前なら従来型携帯電話の山だっただろうし、さらに前なら普通のカメラ、あるいは良くてデジタルカメラで、しかも数が少なかっただろう。デジタル機器浸透の面で時代の流れを知ることができる、良い一枚に違いない。

あと数年経過したら、どのような情景を見れるのだろうか。腕時計のような形をした端末を皆が皆持ち上げて、はたから見るとガッツポーズがずらりと並んでいるみたいな情景になるのかな。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 7日 07:44に書いた記事です。

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