退出者続出!ユニセフがその名を伏せて実施した、心震える「新作ゲーム発表会」:MarkeZine(マーケジン) http://t.co/n91Yn8pmLd やりようによっては募金してたかもしれない人達を、そこから遠ざける愚かな行為
— 寒波到来により三倍になった各務原 夕 (@nekoguruma) 2015, 1月 7
この類の話はフェイクの可能性もあるということで、一応一次ソースをたどったけれど、動画はユニセフの公式アカウントによるものであるし、実名団体を語った偽証話であるなら大きな訴訟リスクが生じることを考えればマジネタであると確認した上で。
これ、「俺様の正義のためなら何をやっても良い」という類の、プロモの悪しき事案としてしか認識できないんだよね。「問題提起は大切」「皆に注目されるためにやったことであり、多少の偽証は許される」的な発想によるものとしか考えられない。ポップアップ広告とか「あなたのPCは故障寸前です」とかマウスオンで動く動画広告と、本髄の部分は同じ。大義名分があるからいいじゃないか? ではその線引きは誰が行うのかな、ということになる。いわゆる「上から目線」が思いっきり体現化されたもの、とも評価できる。
ゲームの発表会で「娯楽を楽しもうとしてる連中にクソみたいな現実をぶちまける」とかやられたら俺は切れる。
正直な話「糞食らえ!」しか思わない。
最初から「そう言う訴えである」と言われたらこっちも覚悟するし、怒らない。
だが、いきなりそんなもん押し付けられても不快なだけ
— 地方妖怪 PGERA (@PGERA_RX) 2015, 1月 7
単純にこっちは楽しいゲームの発表を望んでるわけだ。
なんで「クソみたいに嫌な話」を聞かされないとイカンのか。
それ自体は本当にどうにかすべきだが、タイミングが最悪。
TPOを考えろやテメェとしか思わん。
— 地方妖怪 PGERA (@PGERA_RX) 2015, 1月 7
海外でもリベラルというか意識高い系は「空気というかTPO読めねぇんだなコノヤロー」と言う感想は持ったが。
— 地方妖怪 PGERA (@PGERA_RX) 2015, 1月 7
@keisatsuken1971 そう言う発表の場なら俺はなんの文句も言わん。でも、これゲームの発表って触れ込みやろ。
ただのだまし討ちでブラクラ画像流してるだけや
— 地方妖怪 PGERA (@PGERA_RX) 2015, 1月 7
「正義のために人を騙す」のはやっぱりよくねえなあ、と思った次第であります。騙されたほうは、「あいつらは俺たちを騙して大事なものを冒涜した」以外のことは記憶しねえっすよ。ゲームを通じての啓発は不可能事ではないので(前例多数)、きちんと出資してくれたらいいのになあ。
— 小太刀右京(公開) (@u_kodachi) 2015, 1月 7
指摘にもあるけれど、多分に「意識のみが高い人の暴挙」的な、先日のグリーンピースによるナスカの地上への問題行為と同じ香りがする。人々の善意を求めるべき対象に、人の悪意を持って誘因をしちゃ絶対にいけない。
今件について、ユニセフの上層部で誰か「これはさすがにまずいだろう」との判断をして止める人はいなかったのかな。あるいは一部局の暴走だろうか。いずれにしても、一度これやらかしちゃったので、ユニセフは今後しばらく、似たような事案を訴えかけようとしても見向きもされなくなる可能性がある。ホント、やらかしちゃった感が強いんだよなあ。
WWFが時々ポスターの類でこれ系の「それはかえって逆効果」的なものをやらかすことがあるんだけど、今件はさらに上を行くもの。仮にこの騒ぎまで含めて「問題提起として」「炎上商法的なものでもいいので」という計算をした上でのものなら、それはそれでさらに問題。自己の正当化のためには何をしても良いということを自ら認めたことになるのだから。
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